都会ではあまり身近に感じないかもしれないが、自然界は確実に変わり始めている。
昆虫の世界はその影響を受け始めた。
今まで身近だったセセリ蝶などが姿を消した一方、近年南方系の蝶が定着した。
そんな蝶の一つ「ナガサキアゲハ」が冬を越そうとしています。
9月に撮影した蝶です。
橘に幼虫がいました。越冬準備に入ってます。
水分を排出しながら体を絞ってるようです。
そして蛹に
さらに枯れ葉色に変わり越冬準備完了でしょうか?
水分を排出しスリムになった状態で3点支持、4月の羽化を待ちます。
10年前には見なかった蝶、九州から徐々に北上、
今では太平洋岸に沿い関東まで生息域を広げているという。
サツマシジミも犬山で姿を見るようになった。
長崎や薩摩などの地名を冠した蝶、九州に限定されていたのだろう。
昆虫の影響は鳥に及ぶのは必定、姿を減らした鳥のことを思うと
すでに鳥界にも深刻な影響が出始めてるのかもしれない。