花咲爺さんの独り言

昔は花を咲かせた事もあったのか? 自慢話ばかりするお爺さんです。歳に似合わず山登りや庭園鉄道、カメラいじりが大好きです。

カメラ談議-5 まだガラクタがありました

2012年12月07日 10時12分29秒 | カメラ・写真
そろそろカメラの話は終わりにしようと思っていたら、思いがけない所からカメラが2台出てきました。



いずれもキャノンキッズです。はっきりしたことは忘れましたが、黒い方が故障したので買い換えたのが白い方だったと思います。こんないい加減な事を言わないで動かしてみればどちらが新しいのか判るのでしょうが、電池切れでどちらも動きません。
この2台のカメラの共通点と言えば、キャノンキッズである事、安い事、軽い事、そしてファインダーがパノラマサイズに切換わる事です。
このカメラはほとんど「山の会」の集合写真をパノラマサイズで撮るために使いました。毎回80人から最大100人の参加者を、1枚の画像に納めようとしたら、パノラマサイズしか手がありませんでした。

デジタルカメラに移行してからは、ファインダー内のグリッドラインを目安に撮る事にし、パノラマサイズの集合写真は今でも続いています。



カメラの裏面下部に切替用のレバーがあり、これをパノラマ側にするとファインダーの上下がマスキングされる機構になっています。



これもガラクタと言えばガラクタですが、×3のテレコンバーターです。普通×1.4~×2程度が良く使われますが、何で×3なんて買ったのでしょうか? 倍率が大きければ、大きいほどいいとは限りません。結局は一時的なお遊びに使っただけでお蔵入りとなりました。

そうそう、今度また「50mm~300mmズームレンズ」に付けて見ましょうか。計算上だけは「150mm~900mmズームレンズ」に早変わりするはずです。カメラいじりが趣味な人間にはたまりませんね。(笑)

5回にわたってお送りしてきました「カメラ談議」も、ここらでひとまずお別れです。ご静聴有難うございました。

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2 コメント

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戯言 (F'Track)
2012-12-07 22:19:27
デジタル時代になってから一般人の認識するカメラの話題は少なくなったように感じています。もちろんメーカーは今でもしのぎを削っていますし、その道のプロからすれば一瞬たりとも目を離せないのは確かでしょう。

しかし以前のフィルムカメラの時代は違っていたのではないでしょうか。今よりももっともっと熱いものを感じていたのだと思います。戦後の物の無い時代から脱却していく具体的な形で当事の技術革新をみんなで見守っていたからなのかもしれません。私のような趣味人ばかりでなく一般の動向が大いに反映される百貨店の対応や各種の広告の力の入れようがどこか違っていたように思えてなりませんでした。
そんな中での花咲爺さんのここのところ続いているカメラ談義には私も多いに気を惹かれました。

使わなくなってしまたカメラたちは単にガラクタなのかもしれませんが、それとともに歩んできた人生を思い起こせば、何方にも深いため息をつかせてしまうものがあるはずです。今回の写真を拝見してもそのカメラの外観より、当事の花咲爺さんの辿ってこられた人生をそっと想像してしまいました。

でも純粋に思って、当時のカメラは格好よかったですね。右の白っぽいカメラなど現在でも手元に置いてみたくなってしまいます。
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Re::戯言 (花咲爺さん)
2012-12-07 23:19:58
仰せの通り、今わ使わなくなったフィルムカメラでも、それを持ち続ける事によって、自分が歩んできた歴史を鮮明に振り返ることが出来ます。お互い所持する機材はまちまちですが、これからも大切にして行きたいですね。

私の手元に今、ペンタプリズムが1個あります。正式にはペンタゴンプリズムと言うのでしょうか。このプリズム、実は以前愛用していた一眼レフカメラの物なのです。
カメラいじりが好きなエンジニアが、粉々に分解して、そのメカニズムを知ろうとした結果なのです。でも分解はこれが最後としたいと思います。

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