花咲爺さんの独り言

昔は花を咲かせた事もあったのか? 自慢話ばかりするお爺さんです。歳に似合わず山登りや庭園鉄道、カメラいじりが大好きです。

プリズムファインダー の「分解修理」

2014年05月01日 10時18分00秒 | カメラ・写真
止せば良いのにまたヤフオクの画面を見ていたら、格安の「プリズムファインダー ( 45度) 」が出ていたのでついついまた手を出してしまった。、
実は、標準装備のウエスとレベルファインダーは、折りたためる為コンパクトで携行するのには重宝ですが、左右逆像のため構図を決めるのに戸惑う事が多く、じっくり三脚に据えて撮影する時ぐらいは、左右上下正像のプリズムファインダーが欲しいなと思っていました。



その為、街に出た時などに、それとなく中古カメラ店を覗いてみたりしていましたが、値段が高く(安い物でも2万円以上)、到底手の届く物ではありませんでした。
ところが、今回ヤフオクに1円スタートで出品されているのを発見し、粘りに粘って落札たのが上の写真の物です。落札価格は中古カメラ店で見た物の1/5程度でした。
何故そんなに安かったのか? それには訳がありました。上の写真をよく見てください。上面と側面に貼られている筈の、俗に言う「貼り革」が剥げて無くなっていたのです。それを承知で落札しました。



貼り革が無くても機能上何ら問題はないのですが、やはりそれでは何となく間が抜けた(?)感じがするので、ネットで「貼り革」を探して貼る事にしました。
その前に、革を貼ったら出来なくなる分解をして、ケースに付いた擦り傷をサンドペーパーで磨き、黒色のアクリル塗装をしました。中には立派なガラスの塊(プリズム)が入っていました。



「貼り革」はネットで見つけたカメラの補修部品を扱う店に注文しました。八セルブラッド用で頼んだのですが、送られて来た物は「 革シボ(模様)」が小さすぎました。再度送ってもらったものは大き過ぎ、結局はやや大きめな革シボで妥協する事にしました。



先ず型紙を採り、その型紙を張り革に接着。先の尖ったデザインナイフで慎重に切り取りました。この作業が今回の工作(?)の最大の見せ場なのです。



完成です、如何でしょうか? 革シボが大き過ぎてボデーとの対比ではバランスを崩しましたが、まずまずの仕上がりではないでしょうか? (また例によって花咲爺さんの自慢話が始まりました)



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