花咲爺さんの独り言

昔は花を咲かせた事もあったのか? 自慢話ばかりするお爺さんです。歳に似合わず山登りや庭園鉄道、カメラいじりが大好きです。

性懲りも無く また手を出してしまいました。

2014年03月14日 20時39分47秒 | カメラ・写真
昨年の暮、今では骨董的価値しか無さそうな、八セルブラッドを手に入れたかと思ったら、今年になってから又もや二眼レフのローライフレックスを競り落としました。そして、もうそろそろここらで骨董品集めは終わりにしようと思いながら、また1つ大きな買い物をしてしまいました。


今回の買い物はカメラではなく、八セルブラッド用交換レンズです。正式名称はカールツァイス製「マクロプラナー CF120mm F4」と言います。 八セルブラッドの交換レンズの中で唯一の「マクロレンズ」なのです。


何故このレンズが欲しくなったかと言いますと、1つには草花などの接写がしたい事。もう1つの動機は教科書代わりに購入した藤田一咲氏の著書「八セルブラッドの日々」の影響です。氏はその著書の中で『八セルブラッドの定番レンズといえば、プラナー80mmの標準レンズと、広角レンズのディスタゴン50mm(中略)それに中望遠のゾナー150mmの3本。だが僕はこのラインナップの150mmレンズを持っていない。そのかわりに、撮りたいモノにグッと近寄れるところが気に入っている、このマクロプラナー120mmレンズを愛用している。そのため、この本の写真はほとんど120mmレンズで撮影したものだ。』 そこで改めて本の中の写真を見てみると、ポートレートも風景写真もその大半が、この「マクロプラナー120mm」によるものでした。
そんなに万能(?)なレンズなら、是非手に入れたいとヤフオクを調べて見ました。そうすると開始価格が6万円台が1本、そして7万円台のものが3本ほど出品されていました。しかしそんなに高くては手が出せませんので、半ば諦めていました。
ところが最近になって、1円スタートの商品が出品されたので、さっそく応募しました。そして終了時間より1時間も延長して競り合い、とうとう落札したのがこのレンズなのです。ちなみに落札価格は一般的な指値より約1.5万円ほど安くて済みました。




上の2枚の写真は80mmの標準レンズと比べたものです。胴の長さが2倍以上も長く、重量も230g重たいです。


これは「マクロプラナー CF120mm 」をカメラ本体に取り付けた状態です。とてもでかく重いので、果たして手持ちで撮影が出来るのか? 心配になり2~3枚試し撮りしてみましたが、その結果はまだ未確認です。

今回の散財で蓄財(?)も底を突いたので、これから少なくとも半年は耐乏生活を強いられそうです。(寂しい!)




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