つかぞうの音楽空間

ローエンドのしょぼくれ機器と築25年の6畳間で繰りひろがれる悲しくもいたいけな日々・・・
だったけど、引っ越しちゃった

さよならBuell

2009-10-18 14:02:20 | Bike
とうとうBuellが今後の製造を中止する旨のリリースをしましたね。
ハーレー・ダビッドソンのエンジンやその他のパーツを流用しているとはいえ、もともとはキワモノのバイク。そんなに台数が出る訳でもなく、レース活動でもワールドワイドに目立った戦績もないし、ストリートファイター系のバイクならイタリア、イギリス、日本そしてドイツで、もっともっとパフォーマンスの高いマシンが一杯出ていますもんなぁ・・・
いまある在庫分の購入者や既にオーナーの方には迷惑の掛からないようハーレー・ダビッドソンが最後の最後まで面倒を見るようですのでひと安心と言えばひと安心なんでしょうけどね。

そんな最中(さなか)、U-MEDIA主催の試乗会がA市の自動車教習所にてありましたので覗いてきました。試乗したのはBuellのLightning CityX XB9SX(たぶん)とDucati Monser696+の2台。どちらもER-6fの購入時にライバル候補として多少なりとも考えたバイク、脚付き具合の不満だったり空冷エンジンやリアウインカーがもげちゃうようなプラスチックパーツの品質への危惧で試乗もせずに候補から落ちたバイクでした。

すごく短い周回コースを3周するだけの試乗でしたが、うーん、XB9SXはアクセルを開けていく過程で盛り上がってくるトルク感が自分のこうあって欲しいイメージに近かったです。かつて不満に感じた脚付きも車重の軽さからそんなに気にはならず、ER-6fに比較してXB9SXは排気量が985ccと大きく、あたりまえといえばあたりまえなのですが、回転をさほど上げなくてもアクセルを開けた瞬間からトルクが気持ちよく出てきます。ここが650ccのER-6fとは違うところ、次にバイクを買い替えることが出来るのなら最低でもリッタークラスがいいんだろうなぁ、と思います。
次に乗ったMonser696+は、ポジションが厳しいし低速コーナーでは半クラッチを使わないと曲がれないんじゃないかと心配になるし、そもそもパワーやトルク感がさしてER-6fと変わらないかなぁ・・・そんな印象を持ちました。やっぱぶんぶん回してなんぼのバイクなんでしょうね、これだと次のバイク選びの選択肢にはやっぱならないかなぁ~
XB9SXもMonser696+どちらも軽い操作感は好印象です。ただ、XB9SXはホイールベースが短すぎる気がしてちょっと気持が悪く、696+はスマートすぎて華奢な感じがありました。

Buellの製造中止の一件は残念ですけど、水冷エンジンで復活でもしてくれればうれしいです。可能性は限りなく0(ゼロ)に近いでしょうけどね。






(追伸)
神奈川県警察本部第二機動交通隊の白バイメンバーでしょうか、トライアルのデモをしていました。
あと、関係ないんですけど、なんでノンアルコールビールって酸っぱいんでしょうか・・・本日試しに呑んだのはキリンのFREE、前はアサヒのやつだったと思いますがこれも酸っぱかった。