Running On Empty

Pretenderの備忘録

東響 第692回定期演奏会

2021-07-17 21:09:27 | 音楽 Classic
年に何度か、なんでこのチケット買ったんだっけというコンサートがある。今回もそういう感じ、(笑)。
ドン・キホーテは、意外に演奏会にかかることが少ない。展開があって、面白い曲だと思う。チェロとヴィオラの息が合っている感じが良かった。
シベリウスの5番も、親しみやすいメロディーをしっかりと盛り上げていく。


サントリーホール 
出演
指揮:ジョナサン・ノット
チェロ:伊藤文嗣
ヴィオラ:青木篤子
曲目
R.シュトラウス:交響詩「ドン・キホーテ」 op.35
シベリウス:交響曲第5番 変ホ長調 op.82
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

サラ金の歴史

2021-07-16 21:46:11 | 読書
消費者金融と日本社会 小島傭平 中公新書

学者が書いた経済・経営史の書籍でありながら、非常に読みごたえがあり、面白い。サラ金会社の歴史を辿り、その背景となる社会を描く。知らなかったこともたくさんある。学術書の色彩もあるので、豊富なデータと図表。頭の体操にもなる。



コメント (1)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

反応工程

2021-07-15 23:04:34 | 芝居・ミュージカル・バレエ
昨年中止になった作品。オールオーディションで、顔が売れていない俳優で。みんな舞台役者だなあという感じ。
正味2時間半。ちょっと長く感じた。戦後に、必ずしも、全てが回収されている感じがしないのだ。
終戦前後の状況を描いているのだが、多分、演出も当時を描くことに忠実なんだと思う。もう少し、ひねりがあり、今日へのメッセージを込めた、置き換えや暗喩があっても良かったのではないかと思った。
緊急事態宣言下で、国立の劇場が、終演22時なんだからなあ。。。

新国立劇場小劇場

【作】宮本 研
【演出】千葉哲也

天野はな 有福正志 神農直隆 河原翔太 久保田響介 清水 優 神保良介 高橋ひろし 田尻咲良 内藤栄一 奈良原大泰 平尾 仁 八頭司悠友 若杉宏二
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

日本外食全史

2021-07-14 21:58:57 | 読書
阿古真理著 亜紀書房 2021

面白かった。久しぶりに、わくわくして読んだ本だ。600ページを超える力作である。巻末の参考文献を観るだけで、その労力がわかる。

料理は、高級料理から、居酒屋、ラーメン、餃子まで多岐にわたる。そして、江戸時代くらいの記述もあり、社会の歴史とリンクさせて論じている。

索引には料理人やレストラン名があり、そこを観ているだけで楽しい。結構行ったレストランも多いが、あそこはこれだけの資料でも入らないのかというのもあって、それもまた楽しい。

私は、ミシュランの三ツ星でもとんでもない思いをしたことがあるので、ミシュランはそんなにあてにならないなと思っていて、そもそもミシュラン前に行った店も多いので。そうでないミシュランが全てみたいな人は、あれがないのはおかしいみたいな話になってしまうのかもしれない。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

七月大歌舞伎 第三部

2021-07-14 21:39:00 | 歌舞伎
海老蔵の歌舞伎座出演は二年ぶりとのこと。コロナがなければ、昨年5月からの團十郎襲名であった。
今回は、第三部だけ、期間も半分
この毛抜、鳴神、不動をつなげたこの演目は以前、演舞場で二度ほど観た。当時と比較して、時間の制限もあり、すっきりした感じはする。当初はPAを使うことに批判が出たり、あったなあと。
最初に海老蔵の口上。毛抜の前段をやって、物語を分かりやすく。鳴神の背景もわかるようになっている。
不動の前に、コロナ禍でしばらく見なかった、迫力ある殺陣をしっかり見せる。
サービス精神満点であった。
歌舞伎十八番というのは、勧進帳を別にして、芝居のうまさとかではないような気がする。いかに、お客さんに喜んでもらえるか、エンターテイメントとしての力なのではないか。だから座長が、演出を兼務することにも意味があるのかなあと思ったりした。



安田蛙文 作
中田万助 作
奈河彰輔 演出
藤間勘十郎 演出・振付
通し狂言
雷神不動北山櫻(なるかみふどうきたやまざくら)
市川海老蔵五役並びに空中浮遊相勤め申し候

鳴神上人
粂寺弾正
早雲王子
安倍清行
不動明王

八剣玄蕃
秦民部
雲の絶間姫
八剣数馬/制多迦童子
小野春風/矜羯羅童子
錦の前
小原万兵衛実は石原瀬平/黒雲坊
秦秀太郎
白雲坊
小野春道
腰元巻絹

後見


 

 海老蔵



 右團次
 男女蔵
 児太郎
 九團次
 廣松
 男寅
 市蔵
 門之助
 齊入
 友右衛門
 雀右衛門

 家橘
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする