ムワワドの四部作の三作目。いつもながら長いが、飽きずに最後まで。最後が今回はちょっと冗長だったかなあ。
役者は、瀧本が誰だかわからなかった。メークもきついし、声が普段と異なり、ちょっと、叫んでるだけの単調さがないとは言えないが、一皮むけたというか、舞台女優としての今後が楽しみに感じた。他は、みな、安定感ある俳優さんばかり。ただ、時間軸が変わり、ついていくのが大変なところに、一人が複数役というのはちょっとわかりにくい恨みはある。
これは、正直舞台で見るよりも、小説で読んでみたいと思った。カラマーゾフを感じるような血の物語。現代の戦争。ファンタジー等々。凄い大河小説だと思う。
世田谷パブリックの会員だが、抽選で第一希望のポストトークのある日が外れて、今日になった。萬斎さんと上村さんのポストトークは聴いてみたかった。隣のおばさんが、辛そうで、息が荒く、咳き込み、正直、ちょっと嫌だった。休憩時間にマメにうがいした。
世田谷パブリックシアター
【作】ワジディ・ムワワド 【翻訳】藤井慎太郎
【演出】上村聡史
【演出】上村聡史
【出演】
成河 瀧本美織 /
栗田桃子 前田亜季 岡本玲 松岡依都美 / 亀田佳明 小柳友 大鷹明良 /
岡本健一 麻実れい
成河 瀧本美織 /
栗田桃子 前田亜季 岡本玲 松岡依都美 / 亀田佳明 小柳友 大鷹明良 /
岡本健一 麻実れい