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Pretenderの備忘録

七月大歌舞伎 第三部

2021-07-14 21:39:00 | 歌舞伎
海老蔵の歌舞伎座出演は二年ぶりとのこと。コロナがなければ、昨年5月からの團十郎襲名であった。
今回は、第三部だけ、期間も半分
この毛抜、鳴神、不動をつなげたこの演目は以前、演舞場で二度ほど観た。当時と比較して、時間の制限もあり、すっきりした感じはする。当初はPAを使うことに批判が出たり、あったなあと。
最初に海老蔵の口上。毛抜の前段をやって、物語を分かりやすく。鳴神の背景もわかるようになっている。
不動の前に、コロナ禍でしばらく見なかった、迫力ある殺陣をしっかり見せる。
サービス精神満点であった。
歌舞伎十八番というのは、勧進帳を別にして、芝居のうまさとかではないような気がする。いかに、お客さんに喜んでもらえるか、エンターテイメントとしての力なのではないか。だから座長が、演出を兼務することにも意味があるのかなあと思ったりした。



安田蛙文 作
中田万助 作
奈河彰輔 演出
藤間勘十郎 演出・振付
通し狂言
雷神不動北山櫻(なるかみふどうきたやまざくら)
市川海老蔵五役並びに空中浮遊相勤め申し候

鳴神上人
粂寺弾正
早雲王子
安倍清行
不動明王

八剣玄蕃
秦民部
雲の絶間姫
八剣数馬/制多迦童子
小野春風/矜羯羅童子
錦の前
小原万兵衛実は石原瀬平/黒雲坊
秦秀太郎
白雲坊
小野春道
腰元巻絹

後見


 

 海老蔵



 右團次
 男女蔵
 児太郎
 九團次
 廣松
 男寅
 市蔵
 門之助
 齊入
 友右衛門
 雀右衛門

 家橘

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