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Pretenderの備忘録

日本外食全史

2021-07-14 21:58:57 | 読書
阿古真理著 亜紀書房 2021

面白かった。久しぶりに、わくわくして読んだ本だ。600ページを超える力作である。巻末の参考文献を観るだけで、その労力がわかる。

料理は、高級料理から、居酒屋、ラーメン、餃子まで多岐にわたる。そして、江戸時代くらいの記述もあり、社会の歴史とリンクさせて論じている。

索引には料理人やレストラン名があり、そこを観ているだけで楽しい。結構行ったレストランも多いが、あそこはこれだけの資料でも入らないのかというのもあって、それもまた楽しい。

私は、ミシュランの三ツ星でもとんでもない思いをしたことがあるので、ミシュランはそんなにあてにならないなと思っていて、そもそもミシュラン前に行った店も多いので。そうでないミシュランが全てみたいな人は、あれがないのはおかしいみたいな話になってしまうのかもしれない。
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七月大歌舞伎 第三部

2021-07-14 21:39:00 | 歌舞伎
海老蔵の歌舞伎座出演は二年ぶりとのこと。コロナがなければ、昨年5月からの團十郎襲名であった。
今回は、第三部だけ、期間も半分
この毛抜、鳴神、不動をつなげたこの演目は以前、演舞場で二度ほど観た。当時と比較して、時間の制限もあり、すっきりした感じはする。当初はPAを使うことに批判が出たり、あったなあと。
最初に海老蔵の口上。毛抜の前段をやって、物語を分かりやすく。鳴神の背景もわかるようになっている。
不動の前に、コロナ禍でしばらく見なかった、迫力ある殺陣をしっかり見せる。
サービス精神満点であった。
歌舞伎十八番というのは、勧進帳を別にして、芝居のうまさとかではないような気がする。いかに、お客さんに喜んでもらえるか、エンターテイメントとしての力なのではないか。だから座長が、演出を兼務することにも意味があるのかなあと思ったりした。



安田蛙文 作
中田万助 作
奈河彰輔 演出
藤間勘十郎 演出・振付
通し狂言
雷神不動北山櫻(なるかみふどうきたやまざくら)
市川海老蔵五役並びに空中浮遊相勤め申し候

鳴神上人
粂寺弾正
早雲王子
安倍清行
不動明王

八剣玄蕃
秦民部
雲の絶間姫
八剣数馬/制多迦童子
小野春風/矜羯羅童子
錦の前
小原万兵衛実は石原瀬平/黒雲坊
秦秀太郎
白雲坊
小野春道
腰元巻絹

後見


 

 海老蔵



 右團次
 男女蔵
 児太郎
 九團次
 廣松
 男寅
 市蔵
 門之助
 齊入
 友右衛門
 雀右衛門

 家橘
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スーパーノヴァ

2021-07-14 21:38:42 | 映画
重いテーマの映画ではあるが、現実には何年か後には多くの人が直面するようなことだろう。
認知症が進行する中でどう人生を全うすべきか。この映画ではゲイのカップルであるが、孤独死と背中合わせの単身者にも、家族にも起こりうる問題である。答えはないが、生きることの素晴らしさを映画は示していると思う。美しい田園風景、美しい音楽等々。
いろいろ考えさせられる映画だった。
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