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Pretenderの備忘録

ワクチン接種 #1

2021-07-24 21:33:37 | 日記
1回目のワクチン接種をした。

6月下旬にクーポン発送ということだったが、実際に到着したのは7月6日だった。ワクチン不足が取りざたされている時期だったので、それで遅れたのか。

7月12日の朝から予約で、スムーズにシステム上は入れたが、数年に一度かかる近所の医院はなんと8月下旬。そして、二回目の枠がない。一日数名という感じみたいだ。二回目は行ったことがないが、やはり近所にあったので、九月に予約をした。正直、こんなに先かとがっかりした。

午後になって、区から集団接種会場を設けましたというラインが。一つは7月12日時点で接種は19の週から。もう一つは、もう少し近い場所で、7月16日からの予約で接種は26以降ということ。それと別に最初から家からすぐの集団接種会場があり、期待していたのだが、名前倒れで、ほとんど利用されてない。早い方が良いなと、自転車で20分くらいの集団接種会場に変更を行う。これで7月23日の一回目と8月中旬の二回目が取れた。集団接種は当初はモデルなだったらしいが、この時点でファイザーに変更されていた。河野氏の判断が現場にこういう混乱を引き起こしている。

メールで予約の通知が来たが、変更は来なかった。不安になってマイページで確認したら、きちんと変更されていた。
前日に、確認メールが来た。

当日は会場に30分くらい前についたが、20分前までは入場できないということで、炎天下、外で待たされた。中ではスムーズに進み、本人確認、医師の問診、接種、待機、全てトータルで20分くらいだった。問診の医師は、ブースに入ると、スマホをいじっていた。。。「私は、寝返り打てないほど痛かったです」と笑っていた。接種では、「注射でショックとかありますか?大丈夫ですか?」「得意じゃないですけど、問題はなかったです」ちくっとしただけで、あっという間に終わってしまった。風呂は入っていいが、激しい運動と酒は控える、ということだった。会場整備は若者が多かった。バイトだろう。

15分、待機して、終わり。

NHKの脇だったので、外はオリンピック開会式直前ということで、警官も多く、、物々しい雰囲気であった。

翌日、体調は変わらないが、腕は筋肉痛のように痛い。個人差があるというが、実は、打ち手の個人差があるのではないか。私は痛い鍼に通っているが、翌日は筋肉痛のようになる。でも、ズキズキみたいな痛みはない。筋肉注射の痛くないような打ち方っていうのは、きちんと共有されていないのではないか。今までそんなことを考える必要がなかったのでは?この痛みは、中華鍼の経験から打ち方でなんとかなるような気がしたのだ。

二回目は三週後である。


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七月大歌舞伎 第二部

2021-07-24 18:26:34 | 歌舞伎
歌舞伎座の周囲及び歌舞伎座内も警備が強化されていた。オリンピックだからだろうが、現下ではあんまり関係なくなっている感じもするが。

白鸚の初役の身替座禅、うーん、おかしみがない。リアルに演じようとし過ぎるからか。。。型で楽しませてくれればいいのだが。芝翫はまあ、こんなものでしょうか。

鈴ヶ森。菊之助は美しい権八。錦之助は、貫禄が今一つだよなあ。


歌舞伎座

岡村柿紅 作
一、新古演劇十種の内 身替座禅(みがわりざぜん)

山蔭右京
侍女千枝
侍女小枝
太郎冠者
奥方玉の井
 白鸚
 米吉
 莟玉
 橋之助
 芝翫

四世鶴屋南北 作
二、御存 鈴ヶ森 (ごぞんじすずがもり)

幡随院長兵衛
東海の勘蔵
北海の熊六
飛脚早助
岩間の蟹蔵
和尚の鉄
土手の十蔵
白井権八


 錦之助 ※
 権十郎
 彦三郎
 吉之丞
 橘太郎
 片岡亀蔵
 團蔵
 菊之助
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オーバーヒート

2021-07-21 17:17:28 | 読書
千葉雅也 新潮社

哲学を専攻する大学の教員が書いた小説。芥川賞候補だったが選に漏れたという。表題作の他に、川端康成賞を受賞した短編も収録されている。

一人称で語る感じで、乾いた言葉で淡々と。どちらも主人公はゲイで、性処理は話題として出てくるのだが、性描写も淡々としている。一人称の主人公を、作者が醒めて観ているような感じだ。人との関りも、乾いた感じ。昔、村上龍が、芥川賞の選考で、新しい情報が入っているかを重視していると言っていたけど、そういう意味では、ゲイの世界を垣間見ることはできる。今後、どういう小説を書いていくのだろう。


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夜叉が池

2021-07-20 18:46:04 | 映画
1979年の作品が4Kリマスターで蘇った。当時、子供だった自分も非常に印象に残っている。ユーロスペースの画面がというのはあるかもしれないが、4Kリマスターでこのくらいかというのはあった。
20代の玉三郎は美しいが、前半の百合は素朴な感じで美しい感じでもない。白雪は本当に美しい。加藤剛が若く凛々しく、山崎努も若いが味がある。丹阿弥谷津子以外にも、金田龍之介、三木のり平、若き矢崎滋、等々、そうそうたるメンバーが脇を固める。
その後に、玉三郎自身が歌舞伎で何度か上演しているので、こんな話だったかという感じだった。かなり長く感じる。また、特殊撮影を用いたり、イグアスの滝の画像を使ったり、今だったらCGでもっとすごくできるのだろうなと観ていた。ただ、鏡花作品ということで、時代設定がそもそも旧いので、今観ても映画自体が旧い感じはしない。鏡花作品は不思議なとらえどころがないもので、若き玉三郎の美しさが、不思議なとらえどころのなさにマッチしている。
若き玉三郎と書いたが、今でも玉三郎はある意味変わらぬ美しさを保っている奇跡の人間国宝なのである。


ユーロスペース
- キャスト -
五代目坂東玉三郎
加藤剛
山崎努
丹阿弥谷津子
- スタッフ -
原作:泉鏡花
監督:篠田正浩
脚本:田村孟
脚本:三村晴彦
撮影:小杉正雄
音楽:冨田勲
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令和元年のテロリズム

2021-07-19 21:11:49 | 読書
磯部涼著 写真:山谷佑介 新潮社2021

令和元年に起きた川崎殺傷事件、元農水省事務次官長男殺害事件、京都アニメーション放火殺傷事件を扱っている。
平成元年の凶悪事件と背景となる社会の違いが出ているということだろう。
これらの事件は、社会とのかかわり方、家族との関係性について、考えさせられるが、それは最近の話なのか、昔からあったけど表に出にくかったのかはわからない。
終章では、東池袋自動車暴走死傷事故と上級国民という言葉を取り上げて、世相を斬っている。

もう少し、時間が経たないと評価は固まらないだろうが、何か我々は殺伐とした世界に生きている感じをもった。写真は、テーマがテーマなんで、趣味で好き嫌いはあるだろう。
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