Running On Empty

Pretenderの備忘録

坂本龍一トリビュート展 音楽/アート/メディア

2024-03-01 23:46:36 | アート
様々な映像を中心に坂本龍一を辿る。全部映像を観ようと思うと、7時間以上かかると思う。2時間半くらいで観た。

展示を観ていて、坂本龍一は現代音楽作家なんだとはっきり認識した。YMOとか映画音楽のイメージで観ていたが、やっぱり芸大を出て、世界で評価されて、電子音楽を利用し、立派な現代音楽家なんだなあと。ジョン・ケージやスティーブライヒと並べて考えなきゃいけないのかなと。

85分の長編のビデオを見た。野村萬斎+坂本龍一+高谷史郎 《LIFE-WELL》という作品。2013年。1部では三つの古典演目、2部ではイェイツの戯曲をベースにした能的な作品。非常に刺激的であった。

会場:NTTインターコミュニケーション・センター [ICC] ギャラリーA
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最後の海賊

2024-03-01 21:49:27 | 読書
楽天・三木谷浩史はなぜ嫌われるのか 大西康之著 小学館2023

日経記者時代から長年、三木谷氏、楽天を取材してきた著者。三木谷氏といかに近い関係かは本書にも散りばめられており、それはある意味フェアだと思う。近さを自慢しているのではなく、これくらい近い人が書いているのでと、読者に註をつけているようなものだと思う。
楽天の歴史は軽くで、現在の楽天を支えている面々を取り上げ、携帯事業以降どこに向かおうとしているかを示している。知らなかったことがたくさんあり、参考になった。楽天の宣伝にはなるが、安っぽい提灯本とは一線を画すものだろう。 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする