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Pretenderの備忘録

狂言ござる乃座

2012-10-24 23:42:10 | 能・狂言、文楽
国立能楽堂 中5列11番

舞囃子 班女  宝生和英
狂言 花子 行ノ形 野村萬斉 野村万作 三宅右近
狂言 茸 野村遼太 石田幸雄

花子の前段と言われる班女を最初に。チケットを買った際には知らなかったが、宗家が務められた。

続いて花子。
歌舞伎の身替座禅のもととなった花子を観たくて、二年前もチャンスを逃して、ようやく。
基本的に、歌舞伎はそのままこれを歌舞伎にしたような感じで、大きな違いというのはあまりない。
小姓がいて舞うとか、そもそも三味線等があるとかは異なるが。
今回は行ノ形、ということで衣装も狩衣ということで格が高いという。
歌舞伎よりも、夫の役割が大きく、妻や太郎冠者はそれほど出番がない。
萬斉は、声がいいので謡も響くし、舞も様になる。
妻に万作を迎え、味のある狂言となった。

茸は、面白かった。あれだけぞろぞろと演者が出てくる狂言は初めてみた。
後見を務める萬斉が、裕基くんを観る眼が厳しく、衣装のずれを直す等、していた。

チケットは多分売り切れだろう。ほとんどが女性。萬斉の人気だろう。
もう少し、男性ファンを増やしていかないと。
あと、国立能楽堂の男性トイレは広いなあと思うんだが、女性トイレは狭いのだろう、凄い行列ができる。

コメント
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