サロメ

東京文化会館　3階Ｒ1列32番

指揮　ペーター・シュナイダー
演出　ボレスラフ・バルロク

サロメ　グン＝ブリット・バークミン
ヨカナーン　マルクス・マルカルト
ヘロディアス　イリス・フェルミリオン
ヘロデ　ルドルフ・シャシンク

ウィーン国立歌劇場管弦楽団

小澤さんの次の音楽監督のウェルザー＝メストが怪我でキャンセル。
私は、特別な思い入れは彼にないので、ペーター・シュナイダーで問題なかった。
新国立のばらの騎士もローエングリンも彼の素晴らしい指揮だったし、来週のフィガロも彼だ。

舞台セットはそれほどおどおどろしい感じでもなく。舞台正面にある階段が下手となった。左サイドの観客でがっかりした人もいるかもしれない。
最近のサロメは、踊ることを相当程度求められ、舞台狭しとセクシーに踊っていた。
歌手陣はさすがに充実。サロメののびやかな声は、妖艶なサロメというよりも、可憐さを感じるが、それはそれで良いのではないか。
初日の日曜日に関わらず、空席も多かった。