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Pretenderの備忘録

クラッシュ

2006-03-13 22:35:55 | 映画
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会社帰りにミュンヘンを見ようとしたら、本日は試写会のために最終回はないということで、クラッシュにした。

何人もの人間を取り上げて、カットの切り替えのテンポが早く、引き込まれた。テーマは重い。確かにLAではないけど、あの国に何年か住んで、自分でも嫌な思いをしたこともあるし、わかるような気がする。アメリカンビューティーや普通の人々みたいに、アメリカの現実を抉りとって描いて、救いようのない終わり方をするのかなあと思ってみていたら、最後が希望を感じさせるようなハリウッド的な終わりで、嬉しかったけど、ちょっと拍子抜け。

この映画がオスカーを取るのはわかる気がする。アメリカ社会にとっての重要性で考えると、下馬評が高かったブロークンバック・マウンテンの描いた世界よりも、こちらの方なんだと思う。

コメント
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