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Pretenderの備忘録

イタリアン 渋谷

2006-03-05 23:59:37 | グルメ
HMV地下のイタリアン。渋谷にもこんな静かな空間があるのだと。そして値段もリーぞなぶる。
食前酒はBlackVelvetという黒ビールとスパークリングを割ったもの。黒ビールをさっぱりさせた味。白はソアーヴェ・クラシコ、赤はヴァルボリチェッラ・クラシコ。どちらも飲みやすい。
桜エビ入り ヤリイカのフリットと菜の花のソテー
カツオのステーキ赤ワインガーリックソース
春野菜のバーニャカウダ
きのこと春菜のビーフストロガノフ
半熟玉子とほうれん草のピッツァ
デザート、カフェ

で一人5500円。そこそこの味で、雰囲気も結構広いし、なかなかだと思った。日曜日の晩ということもあるのだろうけど。

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PARCO歌舞伎 決闘!高田馬場

2006-03-05 23:54:57 | 歌舞伎
J列15番

PARCO劇場なんて何年ぶりだろう。
この小さな劇場で、花道もなく、舞台の幅が狭い空間での歌舞伎。
観る前のイメージは、三谷は正直得意じゃない。なんとなく、こちらが馬鹿にされてるんじゃないかみたいに感じる笑いというイメージ。
客層は歌舞伎の客層でなく、明らかに三谷芝居の客層。

観終わって、面白かった。テンポも速くて、何しろ、染五郎を初めてカッコいいと思った。染五郎の啖呵が板についてたと思ったのは初めて。2時間休憩なしの芝居。

狭い舞台のため、黒御簾の演奏者を舞台上後方に陣取らせ、周り舞台を使って、適度にカーテンのようなもので場面を変える。木斥(これで一文字、笑)を使う等歌舞伎らしいし、最後に定式幕も出てきたし。せりふのテンポの速さは野田歌舞伎を思わせる。客席を使うのはコクーンを思う。馬鹿馬鹿しいどたばたギャグが多いかと思ったら、意外とちゃんと人間を描いていて、野田歌舞伎より、正統に近いかも、笑。野田歌舞伎、三谷歌舞伎が最左翼であり、間に串田歌舞伎、その右に蜷川で、通常の歌舞伎となろうか。

染五郎、活き活きと、いい感じで演じてました。凄い運動量だと思うし、早変わりも楽しかったし、役者としてこのままどんどん伸びて欲しいなと心から思いました。亀治郎、女形としての場面は少なかったけど、堂々たる立ち役。コミカルな面も出して、良かったです。勘太郎、今後の世話物が楽しみですね。この三人の掛け合いで彼らが笑ってしまったり、楽しい雰囲気でした。

大向こうさんはいなかった。でも見得で声がかかったほうが良かったなあ。僕がかける度胸はなく、笑。

12000円、高いし、プログラム1800円も高い。でも満足度は高かった。

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