日々を目一杯に愉しむ

2015年02月20日 | よもやま話

およそ一年前に書いたままアップし忘れていた記事です。

きっとこの頃、何かがあったんでしょうね(^_^;)

ともあれ、読んでみるとアップしないのも勿体ない感じがしたので、

お披露目させて頂きたいと思います。

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「妥協はないか?愉しいか?」

いきなりなんだ!?

とお思いのことでしょう!

ズバリ!私の座右の銘です。

というか、仕事に対する指針!?でしょうか。

 

基本的に一つ気に入った物があるとネチネチとのめり込むタイプなので、

仕事に関して妥協してしまうということはありません。

ですが、ついつい行き過ぎて、難行苦行の様相を呈してしまうことも…。

この座右の銘はそんな私に妻がくれた言葉なんです。

家内とは出会ってからもう20年の付き合いです。

20年間、色んな事がありました。

嬉しいことも悲しいことも、愉しいことも苦しいことも、共に過ごしてきたわけですが、

そんな妻から見た私の行動基準が「妥協はないか?愉しいか?」なんだそうです。

自称「粘着気質ではあるけども完璧主義者ではない」私ですが、

仕事にたいして「妥協はないか?」ばかりになりやすいようで、

ともすると「あれもしなきゃいけない」「これもしなきゃいけない」と

何かに急き立てられるように、汲々としだしてしまうことがありました。

いったい誰に急き立てられているんだ?と、自問しても判らない。

おかしなテンションになってしまうことが過去にあったんですね。

そんな時は「~するべき」という言葉も出てきやすくなりますね。

いや~、怖い。

「しなきゃいけない」とか「~するべき」は後ろ向きな思考が根っこにあるように思いませんか!?

 これらが出てきた時は要注意です。

そんなときってなんだかDRYな仕事になってしまうようで

結局後々自分に不満が募ってしまう。

基本、私は人間臭い物語だとか、珍味系の肴だとかを好みますので、

「しなきゃいけない」「~するべき」に頭が支配されて、誰かに強制されているかのような

おかしな思考に支配されているときは仕事に達成感や満足感が感じ切れないようです。

できれば常に「やり甲斐」に満たされていたい性質(たち)なので、

忙しくって緩くない日々が続いても「あれもしたい」「これもしたい」「もっとしたい」と前向きでいたいわけです。

その方がいい仕事ができるし満足感も達成感も手にできます。

そういった訳で私は好きな仕事しかできないんでしょうね。

 

そうはいっても、好きなことでも仕事として続けていれば必ずどこかでしんどい局面に出くわします。

で、当然それを超えるには大きな力が必要なわけです。

私は基本怠け者ですから、すきでもないことだったらきっと放り投げてしまうことでしょう。

反面、苦しい局面も好きなこととして愉しめている内ならば越えられます。

なので、前での言葉が大切なんです。

「妥協はないか?愉しいか?」

好きなことだから辛い局面も愉しめる。

愉しめるから超えられる。

 

この言葉はこれを書いているいまも我が家の冷蔵庫に貼ってあります。

自分から逃げてはいないか?といった事にむきになり過ぎて、

愉しくてしょうがなかったはずのことを愉しめなくなってしまったら人生損した気分になってしまう。

もし苦しくなって楽しめなくなったなら小休止。

ウズウズしだすまで休んだ方がきっともっといい仕事ができると思います。

 

このところ、頑張り過ぎてヘトヘトになってしまっている「お父さん」からのご依頼が続いています。

眠れない・明け方に眼が覚めてしまう・身体が泥のように思い…

交感神経の過労によるうつ状態が背後に見え隠れしているように思えてなりません。

 

ちょっと息をついてみませんか。

 

どん詰まりにぶち当たったら、もう一度仕切り直すためにも

ほっと一息、ついてみませんか。

 

疲れたら小休止。

疲れが取れたら、また日々を目一杯に愉しみながら進んで行けますから。

 

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いったい何があって書いた文章か、今となっては思い出せませんが、

奇しくも、最近の患者さんに当てはまりそうな内容(交感神経系の過労)でしたので、

公開させて頂きました。

上記の状態は身体の頑丈な人、体力がある人ほど陥りやすいものです。

自分を信じることは大切ですが、くれぐれも過信にならないようにご注意ください。


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