【はじめに】
リフティングを知らない方にはわかりにくいところがありますが、ご勘弁ください。
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先日バックスクワットのPR(自己ベスト)更新を失敗し、首を痛めてしまうというお釣りをまでもらってしまう残念なわたし…
久方ぶりに前腕部まで広がる神経痛と再会してしまいました。
ケガは崩れたフォームから!
と頭と身体で何度も理解しているのに、本能が負けを拒んでしまうんですよ…
重さに負けてフォームが崩れ、それでも諦められずに無理くり挙げようとして…
首がメリメリ言ってました。(∀`*ゞ)テヘッ
いい加減、学ぼうね!フルカワくん!(;´∀`)/(/_;)
ということで、先週1週間は治療とリハビリ(^^;
やったことはといえば日々の治療(鍼・セルフスイッチバック・テニスボールを使った筋膜リリース)と
ウエイトトレーニング。
ウエイトトレーニングもやりようでは治療になるから面白い。
治療目的でのウエイトトレーニングの内容は
・スナッチバランス:
これは頸椎の負担を減らすために胸郭の伸展性を広げる目的で行います。直後効果も大きい方法なんですよ(^^♪
・オーバーヘッドスクワット:
これも上に同じく
・フロントスクワット:
これは首に負担のない状態で脚を鍛えるために行いました。
リハビリ中も今より強くなることはあきらめません。
・フロントスクワットでのスロートレーニング:
これは最後の締めで行います。
成長ホルモンの分泌を促すことで損傷部位の早期回復を狙います。
これ、マジで効きます!
ガクガクするまで追い込むと翌日の患部の状態はすこぶる良好になります。
そんなことを繰り返し、
ようやく昨日、スナッチの練習再開です。
『試運転。あくまで試運転。欲張らない。欲張らないよ、俺!』
と言い聞かせつつ、30キロからスタートです。(自己ベストは62Kg)
この日は平岡コーチのアドバイスのもとボックスからのロースナッチを練習しました。
コーチ曰く、私のスナッチは「バーごとジャンプしちゃってる」とのこと。
バーごとジャンプしてしまうと潜り込む動作が遅れてしまうのでローでは取れません。
引きから潜りへの切り返しを素早く切れよく行うために、
地面を蹴る動作は足が地面から離れるギリギリのところまでにして、
即しゃがむことに集中するようアドバイスをいただきました。
「その為に今は蹴り切れていなくてもいい!」
という一言には驚きましたが、平岡コーチがそうおっしゃるならばそこに得るものがあると信じるのみ!
なんて思いつつ
『切り返しを素早くするには腹壁から腸腰筋の予備収縮が肝になるな…』
なんて想像が頭をよぎる(^^;
「先生、それって蹴る前から腸腰筋締めてたりします⁉」
と、つい頭で考える悪い癖が出てしまう。
これだから治療家ってやつは…(-""-)
聞く前にやれ!身体でぶつかって身体で答えをもぎ取れ!
アホ!
この頭でっかちが!!!(#゚皿゚)ノ
と自分をののしること0.1秒。
「そうです。結構締めます!」
とコーチ。
コーチの同意も得られ、あとは身体でつかむのみ!
結果やいかに⁉
つかんじゃった(*´∀`*)アハハ
↑45kg
首に黄色信号が出たら側終了!と考えていたんですが、
蓋を開けてみたら60KGまでトライ。
失敗でしたが今までになく軽かった!
↑これは57KG
面白いもので、今までにないスピードも手に入れることができました。
地面を踏む力がバーに伝わったところで腸腰筋で伸びあがる動きに急ブレーキをかけることでバーが更に加速しているような感覚がありました。
ビリヤードの球を突くときにキューを手の内で絞るのに似ています。
この感覚でコンスタントにあげられるように!
というのが当分の間の練習目標になりそうです。
年内スナッチ70kgにむけて頑張るぞ!