妊娠中の治療

2016年06月20日 | 治療の話

このところ、妊婦さんから肩こりや腰痛の相談を頂くことがチラホラ。

併せて「お通じ」や「手のシビレ」などの相談もされる方が多いですね。

妊娠するとホルモンバランスの変化から浮腫みやすく、便通も滞りがちになる傾向にあります。

手足の浮腫みは末梢神経の絞扼症状にもつながりやすく、「手が痺れちゃう」なんて声が聞かれるのも不思議なことではありません。

しかし、それらの症状に結びつく原因はなにもホルモンバランスの変化だけではないんです。

身体の癖といいましょうか、とりわけ股関節(骨盤を含む)と胸郭の機能障害が種々の症状の発現に大きくからんできますので、

これらへの対処を適切に行うことで肩や腰はもとより、お通じや手のシビレの悩みの解消につながるケースは珍しくはありません。

今日いらっしゃったお母さんは肩こりの他に指のシビレを訴えていましたが、古い頚椎の故障に加え前腕部での末梢神経の締め付けが原因していたようでした。

(円回内筋症候群がメインで背後には頚椎症が隠れていたという感じです。

これはダブルクラッシュという故障の仕方なんですが…その説明はまたいずれ。)

デリケートな時期ですからね、困っていつつもこういう治療を受けることに心配もあるかもしれません。

どうしても怖いな、と思ったら妊娠初期と後期の3か月は変化が大きな時期ですので様子を見るというのも手です。

でも、その初期と後期の3か月がしんどいんですよね(^^;)

施術に不安があったら都度聞いていただいて結構ですので、

あまり我慢せず気軽に頼っていただけると嬉しいですね。

 

○マッサージ・鍼灸・整体治療の専門院|とよたま手技治療院|東京・練馬区
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