すなば たかひろ

「元気で人に優しい鳥取」を取り戻すため、県議になった元新聞記者の挑戦記。みんなで鳥取の未来像を考えましょう!

ピーチ・アビエーションの井上CEO招いて21日に講演会

2016年01月10日 | 日記

 鳥取県は大交流時代の到来で地域創生を目指していますが、その鍵になるのがLCC(格安航空会社)ではないでしょうか。残念ながら米子空港からスカイマークエアラインズは撤退しましたが、さらなる戦略を模索すべきだと考えています。そんな折、私が参加しています「NPO法人とっとり希望化計画21」がPeach Aviation株式会社(ピーチ・アビエーション)の井上慎一CEOを招いて、とりぎん文化会館第一会議室で1月21日午後1時半から、講演会を開催します。

 Peach Aviationは全日空傘下のLCCで、2011年2月に発足したばかりの企業ですが、航空路の拡大に加え、段ボール製のチェックイン機を導入するなど徹底したコスト削減に取組み、2014年3月期決算で売上高は305円、当期純利益は10億円と順調に業績を伸ばしている優良企業です。

 そして、何よりも地域とのユニークなコラボレーションを展開していることに私は注目しています。昨年1年間だけで、沖縄県北中城村とコラボして同村内の計10カ所で飲食店Peach caféを展開し、就航各地域とふるさと納税で連携するほか、特に和歌山県との連携には目を見張るものがあり、和歌山県紀の川市と JA 紀の里の「紀の川市の完熟桃」を搭乗客に無料で配布し、和歌山県中小企業団体中央会に機体命名権を与えて「わかやま紀州館 関西空港店」の名前を冠した機材を運航されています。鳥取空港や米子空港に就航して、和歌山県のようなコラボレーションを鳥取県や県内の市町村と展開して欲しいと思うのは私ばかりではないと思います。

 しかも、県内には就航していないものの、鳥取とのコラボレーションも始めておられます。それが「Peach・とっとり高速バスチケット」。大阪なんば OCAT(大阪シティエアターミナル)出発の鳥取、倉吉、米子行きの高速バスを割引料金で利用できるチケットの機内販売を昨年10月からしていただいています。こうした努力が認められ、昨年末には「フューチャー・トラベル・エクスペリエンス・アジアEXPO 2015」の「北東アジア地域 最優秀LCC賞」、CAPAの「2015年 アジア太平洋地域 LCCオブ・ザ・イヤー」を相次いで受賞されています。

順調に業績を伸ばす経営論に加え、地域と連携した戦略など、目からウロコの話が聞けるのではないかと期待していますので、ご一緒に話を聞きませんか。参加時は1,000円で、問い合わせは「NPO法人とっとり希望化計画21」の山岡理事長(090-8714-1937)にお願いします。

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