今回の県外調査の最終日の1月24日は、熊本県庁を訪ねました。企業誘致と、電動モバイルについて話を聞くためです。県庁では、商工観光労働部の産業支援課と企業立地課から話をお聞きしました。

両課のよると、熊本県が積極的に企業誘致に転じたのは細川知事時代の1984年、熊本テクノポリス計画からです。現在は蒲島知事が2011年、「県産業振興アクションプラン2011」を定め、半導体の集積を活かしたセミコンダクタ・フォレスト、自動車工業のものづくりフォレスト、農産物に立脚したバイオフォレストなど、5分野の産業に力をいれているそうです。

具体的な産業支援策で、面白なと思ったのは、リーディング企業育成制度です。リーディング企業とは、営業利益、人件費、減価償却費を付加価値の創造と考え、合計額が10億円を超える企業のことだそうです。そうなれば、不況等の外部要因でこけることがないので、持続可能性を持った地元企業になると考えたそうです。リーディング企業制度のに認定を受けると、県や関係機関でサポートチームを結成して、補助金やチャレンジ入札などで支援することになっていて、制度創設以来2年で、44社が認定を受け、3社が目出度くリーディング企業になったそうです。
今回調査では、ブランド化に成功したとされる関アジ関サバ、耳川スギ、宮崎椎茸ですが、生産現場では、それぞれに苦悩し、懸命に努力されている姿を垣間見ることができました。一次産業の振興が本当に難しいと再認識しながらも、やり方次第では、鳥取の農林水産業はまだまだ成長できるのではないだろうかと希望も持てました。やはり、現場を見る意味は大きいと思いました。
熊本県で聞いた電動モバイルですが、やはりホンダというメーカーがしっかり関わっていても、大変なように思えました。そうした自動車産業の蓄積のない鳥取では、難しい面も多いように感じます。鳥取に戻ると、ナノオプトニクス・エナジーが、自動車から介護椅子へ研究開発を転換させるとの報道をなされました。県費を投入した大きな事業です。しっかり議論したいと思っています。
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