すなば たかひろ

「元気で人に優しい鳥取」を取り戻すため、県議になった元新聞記者の挑戦記。みんなで鳥取の未来像を考えましょう!

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国際マンガ博覧会へ動き加速

2012年05月27日 | 日記
 国際マンガ博覧会の開幕は8月4日。近ずくにつれ、様々なイベントが開催され、市民の動きが加速されてきました。27日の日曜日は河原町の道の駅で、エヴァンゲリオン・レーシングチームを招いてのイベントが開かれ、私も見学させていただいました。



 エヴァのカラーリングしたオートバイやチームの鶴田竜二監督、レースクイーン3人が登場。トークショーやゲームなどで盛り上がっていらっしゃいました。エヴァのレーシングチームを国際マンガ博に招いて、盛り上げていようというアイデアは、鳥取市在住の元航空自衛隊将校だった1人の若者が思いつき、関係者を歩いて賛同を取り付け、県の助成事業に手を挙げて採用されたものです。

 みなさん、晴天の下、汗をかきながら、国際まんが博覧会のPRに頑張っておられました。カメラを片手に集まった人たちは岡山県や大阪府など県外の人たちも少なくなく、1回目にしてはなかなかの集客力だと思いました。そして、集まった人たちは若者というよりは、もう少し年上の男性が多かったようですが、若い女性も少なくありませんでした。それだけ集客層が広いのだと思いました。

 この事業は助成金上限500万円で、20件を採用するというもので、1億円の大判振る舞いと批判も受けています。しかし、たくさんの申請があり、地域起こしに取り組む人たちが、懸命に智恵を絞り、話し合い、プレゼンの準備をしました。私はこれだけでも、大きな意味があったと思います。そして、現実にこうして現実化する中で、市民はたくさんのことを学ぶでしょうし、貴重な経験をされることと思います。

 ただ、この1億円は県民のみなさんの大切な税金です。このイベントでも手違いや手際の悪さもありました。県のまんが王国官房が親切に、そして、特には厳しく、意見を言い、協力して、助成額だけの効果があるように作り上げていかなければなりません。ここは行政の仕事です。

 市民の自立した動きと、サポート役に徹しながらも、しっかりといいものにしていくために汗をかくことを厭わない県職員の動きが、カチッと噛み合ったときに、まんが王国の建国は成功するのだと思います。

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