すなば たかひろ

「元気で人に優しい鳥取」を取り戻すため、県議になった元新聞記者の挑戦記。みんなで鳥取の未来像を考えましょう!

メニュー

明日、いよいよ住民投票の投票日。耐震改修案に「◯」をお願いします!

2012年05月19日 | 日記
市庁舎新築移転の是非を問う住民投票がいよいよ明日、投票日を迎えます。私はまだまだ使える現庁舎を壊して捨てる新築移転には反対です。使い出が悪ければリフォームし、耐震強度に問題があれば耐震改修して、使い続けるのが、経済的だし、環境にも優しい行政の在り方だと思っています。一緒に行動している市庁舎新築移転を問う市民の会は、市民が集まって作った会ですが、思いを同じくする議員、建築家、元市職員、元銀行役員らの専門知識を持った人たちも結集し、そして、何より、そうした専門家の皆様の話を市民の皆さんが聞いて、しっかり勉強して、自分の意志と自分の足で立ち上がったことに意味があると思います。こえこそ、草莽崛起。私たちの県議会会派「かけはし」結成の精神ですので、最後まで市民の会の皆様と行動を共にし、頑張っていく覚悟ですので、どうかご理解いただき、ご賛同いただきますようお願いを申し上げます。最後のまとめとして、何点かご説明申し上げます。

(1)「新築移転しても市民税はあがりません」という反論について
新築移転推進派のみなさんが、こうスピーカーでながされているのを聞きました。その通りです。市民税は地方税法で税率は10%とが決まっていて、そのうちの6%が市民税です。言われる通りなんですが、それをスピーカーで宣伝される意図がわかりません。問題は市が保険者で保険料を決めることができる介護保険や国民健康保険です。国民健康保険は今年が10%、昨年も10%上がりました。介護保険も値上げされました。保育園の保育料もそうです。小中学校義務教育で無償のはずですが、校納金の負担が少なくありません。そんなときに借金をして、ピカピカの面積が三倍にもなる新庁舎を建てていいものなんでしょうか。どうせ言うのなら、すべての市民負担は変えませんと約束すべきではないでしょうか。

(2)「市の財政は健全。市役所t建てても大丈夫」という反論について
交付税は2015年から段階的に減り、2020年には現在と比べ、約53億円減ると鳥取市自身が試算しています。今から、この時に備えて準備をすべきです。そんな時に巨額のお金を使ってピカピカの巨大な新庁舎を建て意味が分かりません。市も対応策を立てていますが、その柱は職員減による人件費の削減ですが、こうした人件費の削減は住民サービスの低下につながります。また、鳥取市は一般会計は改善しても、特別会計や企業会計、三セクを加えると、約3000億円の赤字です。これで財政が健全といえるにでしょうか。

いよいよ明日投票日です。左側の「耐震改修」に力強く「◯」を書いていただくように心からお願いを申し上げます。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする