すなば たかひろ

「元気で人に優しい鳥取」を取り戻すため、県議になった元新聞記者の挑戦記。みんなで鳥取の未来像を考えましょう!

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波紋広げた平井知事の執事姿

2012年05月24日 | 日記
 東京都内であったまんが王国とっとりの王女就任式での平井知事の出で立ちが論議を呼んでいます。王女となったタレントのトリンドル玲奈さんの横に、平井知事が蝶ネクタイを締めた執事の姿で登場。深々と頭を下げたからです。

 この様子は、新聞やテレビさらにはネットで大きく取り上げられ、大きな話題となりました。街中でも「なんだあの格好は。知事ともあろうことか恥ずかしい」と冷ややかなというより、批判的な声をたくさん聞きましたが、私自身は密かに大成功とほくそ笑んでいます。

 王子の格好で、トリンドルさんと腕を組むのかなと思っていましたが、それが執事。これは一本取られたと思いました。スーツ姿に鬼太郎のちゃんちゃんこを羽織ったくらいの姿だったら、これほど多くのマスコミが取り上げることはなかったでしょう。選挙で選ばれた、それも、知事ともあろう者が、こともあろうか執事の格好をし、深々と頭を下げたからこそ、記者やカメラマンは苦笑しながら取材し、整理記者や編集者も笑いながら大きく扱ったのだと思います。

 平井知事が執事役を楽しんでいたのか、心の中では恥ずかしいと真っ赤な顔になって演じていたのかは、今度聞いてみようと思いますが、どうすればマスコミが大きく取り上げるかを考えての演出であったことは間違いないでしょう。常任委員会で王国官房は「県民に不快感を与えたのなら考えたい」と答弁したと新聞にはありましたが、「ねずみ男でも、名探偵コナンでも、知事が嫌がっても説得してやっていただく」くらいのことは言って欲しかったです。そうしないと、まんが王国鳥取を全国にPRすることはできないでしょう。イベントやPR活動では中途半端が一番いけません。
 
コメント (2)
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