気ままにそよ風のたより

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伊予柑ぷりん・ぷりん

2012年03月04日 | 美味しいよ~♪
愛媛県産柑橘を使った “ えひめスイーツコンテスト ” プロ部門を受賞した柑橘スイーツが、先月から今月14日まで特別販売しています。



今しか買えないの言葉に弱くて・・・

友達と買ったのがこの伊予柑ぷりん・ぷりん

ハートの器の中にはプリンで、その上には伊予柑風味たっぷりで、2つの味が楽しめて、さすが受賞作品美味しゅうございました





物心ついた頃には大きな木の伊予柑畑があった。

祖父の代で新宅した実家、大工さんで製材所を営んでいた祖父は戦前、製材所を処分して、畑を2枚買ったそうだ。

戦時中、1枚の畑には柿とみかん、もう1枚の畑には伊予柑を植えたとかで、近所の畑も一面にみかんや伊予柑や柿ばかりだった。

戦後しばらくして、祖母が亡くなり、後を追うように祖父も亡くなった。

未成年ばかりの父の兄弟が後に残されたが、みかんや伊予柑のおかげで、生活には困らなかったそうで、学校もそのまま続けて卒業。

特に伊予柑は高嶺の花で、畑1枚分の伊予柑の収入はサラリーマン1年分の収入よりはるかに多かったそうで、私が小学校へ入学したのを機にサラリーマンになり、兼業農家として2足わらじを履くようになった父に、近所の農家の人たちは充分な収入があるのに、なぜサラリーマンになるのかと不思議がったそうだ。

当時は手伝いしても、伊予柑を少しでも粗末に扱ったら、父の大目玉をくらったくらい、伊予柑様様だった。

最近は毎年新しい柑橘類が登場し、実家の畑も富有柿畑は早生伊予柑畑に、みかん畑は愛宕柿と太秋柿畑に、晩生の伊予柑畑は愛宕柿に模様替えした。

両親の体の事を考えて、これからは趣味程度にということで、先日愛宕柿を根っこから抜いてもらった。

近いうちに伊予柑も柿に続いて処分する予定で、子どもの頃からずっと見慣れてきただけに、両親と同じように寂しい気がするが、これも時代の流れ・・・。

替わりに、いろいろな柑橘類や果物の苗を植えてみたけど、はたして結果は・・・


  / 時々 


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6 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
oliveさんへ (mami)
2012-04-30 21:10:20
oliveさんコメントありがとう!
お返事が遅くなり、本当に申し訳ありませんm(__)m

期間限定って言葉に弱い人って多いですよね(笑)
仰るとおり、仕方ないことだと思います。
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藤子さんへ (mami)
2012-04-30 21:09:42
藤子さんコメントありがとう!
お返事が遅くなり、本当に申し訳ありませんm(__)m

私も実家の建て替えの時に、藤子さんと同じような思いをしました。
時代の流れには逆らえないけど、やはり寂しいものですよね。
返信する
moriさんへ (mami)
2012-04-30 21:08:55
moriさんコメントありがとう!
お返事が遅くなり、本当に申し訳ありませんm(__)m

愛媛で伊予柑は馴染み深いものでしたが、他県に出回ったのはずいぶん経ってからかもしれませんね。
ブログっていろいろな情報が収集できるのが嬉しいですよね。
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誘い言葉 (olive)
2012-03-07 15:01:17
期間限定とかにメチャ弱い私です(笑)

跡継ぎのない世代交代で失われるもの、仕方ないことかもしれませんね。
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寂しいですね。 (藤子)
2012-03-05 16:10:40
小さな頃から見慣れた景色が変わるのは
寂しいものですね。

私も実家にあった柚と桜の木が立て替える時に
バッサリと切られたのを知ったときは
なんとも言えない気持になりました。

これも一つの時代の流れですね。
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へ~~ (mori)
2012-03-05 08:29:10
伊予柑ってずいぶん前からあったんですね
知らなかった、
もっと新しい品種だと思ってました
また1つ、賢くなりました
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