ととじブログ

書きたい時に書きたい事を書いている、あまり統一感の無いブログです。

Freebird / Lynyrd Skynyrd

2020-04-08 02:29:34 | 音楽
映画『フォレスト・ガンプ/一期一会』。
原題は『Forrest Gump』。
本国アメリカで公開されたのが94年で、この頃までのアメリカ現代史のイメージをざっと眺められるというのがなかなか面白い。
もっとも、この後アメリカは大きな転換点、9.11テロを経て、軍事的にも経済的にも、フォレスト・ガンプの時代とは比べ物にならないほど大いに狂暴化し今に至っているわけで、現代史とは言っても、今とは少し隔絶された「ひと昔前の現代史」ではある。
それでも、今現在70~80歳ぐらいの方々には特に、感じ入るものがあるんじゃないかと思う。

この映画全体に散りばめられた音楽が魅力的で、映画よりもそちらの方に目を向けたい。
まずは、この記事のタイトルに記した『Freebird』。
Lynyrd Skynyrd(レーナード・スキナード)の曲だ。
映画では、ジェニーがドラッグをやった後で、ベランダの手摺壁に立つシーンで使われている。

※映画『フォレスト・ガンプ/一期一会』より1


※映画『フォレスト・ガンプ/一期一会』より2


後半に延々と展開する、しつこいぐらいのギターソロが薬物的でなかなかにヤバい。
『Freebird』の曲に乗って、そのまま本当に飛んじゃったような人がたくさんいたんじゃないかと、ほんの少し本気で想像してしまう。
明るいんだか暗いんだか、希望が有るんだか無いんだかわからない、70年代風の雰囲気を、このシーンは醸し出しているように思う。


それから、Fleetwood Mac(フリートウッド・マック)の『Go Your Own Way』。
こちらは、ガンプが「走ってる」シーンで使われている。


『Freebird』のシーン程のインパクトは無く、シーンと曲のタイトルを比べるとちょっと安直な感じがしないでもないが、曲自体は悪くない。

※『フォレスト・ガンプ/一期一会』は2020/01/17に「坂田莉咲のSHOWROOM」で紹介された。
「坂田莉咲のSHOWROOM」は2020/03/31に終了した。

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2023/03/09 最終更新