70年代になると、ロックも色々と細分化されていったのだけれど、その中で「ギター上手いからってドヤ顔で延々とソロ弾きまくるのとかけっこうイラっとするんだよね、難しくていまいち共感できない歌詞も勘弁してほしいし、華麗なダンスとか鬱陶しい、マジいらねー、何でロックのコンサートに行くかって、そりゃひと暴れしたいからに決まってんだろ!」的な欲求に真っ向から答える系ロックの雄がラモーンズ(Ramones)。
数年前、某ショッピングモールの喫煙所で一服していたら、このラモーンズのTシャツを着た若い女の子が現れて、思わず「おぉ! ラモーンズ!」と声に出してしまいそうになった。
あとから同じ年ごろの、バンド仲間っぽい男の子が2人現れた。
ラモーンズと言ったら、これはもう合言葉みたいなもので、話しかけたい気持ちでいっぱいになった。
けれども、一服が終わるのを連れが待っていたのと、もう一つ理由があって、結局話しかけることなくその場を離れた。
ラモーンズ。
偉そうに語ってしまったけど、実は、これしか知らないんだよね。
RAMONES- Blitzkrieg Bop Live (BEST QUALITY)
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2019/09/06 一部修正
修正前:…的な欲求に答える方向に進化した(と言うと異論もあるだろうが)バンド、…
修正後:…的な欲求に真っ向から答える系ロックの雄が…
修正理由:修正前の文だと、ラモーンズがもともとは違う音を鳴らしていたような印象を与えてしまうため書き直した。ラモーンズは最初からこんな感じ。というより、動画の曲はファースト・アルバムの一番最初の曲。