ととじブログ

書きたい時に書きたい事を書いている、あまり統一感の無いブログです。

大西洋クロマグロの取引禁止案

2010-03-17 01:22:36 | 政治
13日、ドーハで開幕したワシントン条約の締約国会議において、モナコが提出した「大西洋クロマグロの取引禁止案」をめぐって、激しいバトルが繰り広げられているようです。

主なネット記事のタイトルを列挙してみます。
クロマグロ禁止、中国は反対 赤松農相が見解(47NEWS、2010年3月16日)
中韓、クロマグロ禁輸反対に同調の見通し(読売新聞、2010年3月16日)
クロマグロ禁輸反対で韓国と協調=農水副大臣(時事通信、2010年3月15日)
EU:クロマグロ禁輸を支持…正式に採択(毎日新聞 、 ‎2010年3月12日‎)
豪がクロマグロ禁輸案に反対、輸出許可制を主張(読売新聞、2010年3月12日‎)
米政府が大西洋クロマグロ禁輸を支持(テレビ東京、2010年3月3日‎)

クロマグロは種の維持に危険が生じるほど個体数が減っているのでしょうか?
この問いに、信頼できる情報を提供してくれる機関がありません。

地球温暖化と一緒です。
インチキな科学者がインチキな情報を垂れ流し、各国政府がインチキな情報にインチキだと知りながら乗っかって、インチキな議論が展開され、インチキな駆引が横行しています。

正しい調査をし、正しい情報を共有し、その上で議論をするのが筋だと思うのですが、国際政治はそのようには進みません。

しかし、考えてみると、国内政治でも、インチキな情報でデタラメな政治決着がつく事は日常茶飯事ですから、国際政治がそれと同じでもまったく不思議ではありません。

極端な事を言うと、国際政治とは武力を使わない戦争ですね。
今回の事は、何らかの意図を持った何者かが「大西洋クロマグロの取引禁止案」という形で仕掛けてきた戦争です。
何らかの意図とは「大西洋クロマグロの取引禁止」かも知れませんし、これは単なる手段であって、目的は違うところにあるのかも知れません。
何者かとはモナコかも知れませんし、モナコの裏に他の黒幕がいるのかも知れません。

まあ、私にはわかりませんし、仕事の成績がアップするわけでもないので、このあたりで終わりにします。