GITANESは本の供。
それとは無関係に・・・。
「本に出会ってしまった。私の世界を変えた一冊」
という本を読んだ。
20人が書いた「人生を変えた本」についての
エッセイ集。
20人もいるから好みもばらつく。
文章がそもそも嫌いだったり、テーマがイヤだったりして、
まったく面白くもないのが3つ。
面白かったのが5つ。
他は、しばらくしたらまったく記憶に残らないだろう
という、つまり普通のやつ。
やはり私はアンソロジーに向いていないのだろう。
あれをこう読め、これはそう読むべき、
という匂いがプンプン漂う書評(?感想文?)
がいちばん嫌いなのだが、そういうのに出くわす頻度
が高いのがエッセイの寄せ集まりなのだ。
常になにかしら併読しているから、
その後に読了したのが
永田永一/くちびるに歌を
中学校の合唱部のストーリー。
中高生の物語を読むのがここ数年は愉しい。
津村記久子/エブリシングフロウズ を読んで以降
その傾向が深まった。
恩田陸/夜のピクニックも愉しい。
楽しい本ばかり読んで暮らしていこう。