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それとは無関係に・・・。
 




GITANESを吸えたら立派な成人。
それとは無関係に・・・。

成人式を迎える、特に男性は少し幼く見える。
少なくとも例えば彼らの高校卒業の時の姿よりも
少し幼く見えると思う。
これはスーツのせいだろう。
すでに十分自分のモノになった学生服を着て迎える高校卒業式より、
ほぼまったく板についていないスーツを着て過ごす成人式なのだから
違和感があって当たり前である。
それでも好感を持って眺めていられる。
彼らのうちの何割かはこれから40年以上を、そういう服を着て過ごす。
今まで経験したこともない嬉しいことや、結構キツイことを経験する。
それがわかっているから、好感が持てるのかも知れない。
そういう空気をぶち壊すのがあの、市民ホールの緞帳で作ったような
羽織袴を着た連中だ。
まあ彼らも、いや彼らはもしかするとスーツ族以上に
嬉しいことや結構キツイことを経験するのかもしれないが、
ほぼ応援する気にもならないし同情もしないし感情移入もされないだろうし、
いっそのこと、普通に迎えたい人用の会場とそっち系の会場が別ならいいのに
とも思う。
いや応援も、もちろん同情も感情移入も要らねーぞ!ということだろうから、
趣旨から言えばそっちほうが十分精神的に自立していると言えるし(表面上)、
まことにめでたい。

さて、成人式を迎える人には大まかにいって6通りに分けられる。
1 いわゆる普通の恰好(スーツや振袖)で成人式に参加する人
2 緞帳風の羽織袴、遊女風の着物を着用する層
3 行きたくてもいけなかった人
4 興味がなかったので行かなかった人
5 行きたくないから行かなかった人
6 起きたら終わってた。

一番幸福感を得られるのは多分2と5だろう。
行きたくないところに行かなくてもいいというのは、ネガティブにも思えるが
自分で選択したという事実が大きい。
3は仕事の都合や病気・ケガのせい、ほか諸々の事情によるもので
行きたかったのなら本当に気の毒だ。

6は論外。でも後悔はしてない。


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