不登校と青年期の親の会ほっとそっとmama

奇数月第3土曜日は、18歳以上の青年期の親の会語ろう会

長男のこと

2009-02-21 15:27:23 | 長男のこと
長男が、不登校になったすぐの頃は、

何がなんでも、学校へ行かさなければいけない

と、思っていた。

無理矢理起こして、引っ張って、車に乗せて・・・

しかし、私の背丈も超えた長男の力には

もはや勝ち目はなかった。

あの、温厚で物静かな長男が、

「行かないと言ってるのがわからんのか

私を睨みつけ、大声で叫んでいた。


そのとき、こんな力ずくで連れていって

何になるのだろう・・・ふと、我にかえった。


その時から、私の中で、「学校信仰」が消えつつあった。


そう言いながらも、中学校に籍のある間、

何かに縛られているようで、

ずっと苦しかった。


長男が、「高校は、進学しない」と決めたとき、


「僕は、高校へは行かずに、高認(旧大検)を取る」

と言い切った。

堅い意思があってのことだと、長男を信じていくしかない、と

自分自身に言い聞かせていた。


そんな彼が、16歳で高認資格を得て、

今は、小説を読むことに没頭したり、

原付免許を取るために問題集にかじりついていたり、

自分なりのやり方を、模索し始めている。



いまになって、

「中学校の部活は、練習は楽しかったけど、

野球の遠征で遠出をすると、いつも車酔いをして、

現地に着いたときには、しんどくて試合どころじゃなかった。」

そう話してくれる。・・そんなことがあったんだね・・
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