不登校と青年期の親の会ほっとそっとmama

6月15日(土)私設公民館たまいばにて、学校へ行きづらい子どもさんと保護者の皆様へ座談会のお知らせ、19時~

みんな違っていいよ

2010-04-15 09:13:16 | 不登校
4/14付 朝日新聞に掲載されていた記事
「みんな違っていいよ」~ドラえもんの縁 子育てに悩む投稿に反響~
を読みました。

小4の息子さんの付き添い登校を始めたという
子育てに悩む投稿主のお母さんへの共感、励ましの反響が
寄せられ、親はどう向き合ったらいいのだろう、という
記事です。(以下、新聞記事より抜粋)

宇都宮市の母親(43)は、
「我が家の次男も昨春から不適応で、昨年10月から学校に行ってません。」
家庭でも荒れて親子のコミュニケーションもとれなくなったため、
親と学校の判断で登校をやめた。
フリースクールに行かせようとしたが、
行きたがらず、途方に暮れていた。
「共通する問題を抱える親として、ぜひお話したい。」とつづった。

「学校の言うことが正しいとは限りません。学校の言っていることより、
あなたの目の前にいる息子さんの姿、言葉を大切にしてあげて」
と、寄せたのは、東京都内の30代の主婦。

息子が低学年のときに、担任の教諭から子どもを否定するような
一方的な「ダメ出し」が続き、混乱した。
悩んだり、子どもにきつくあたったりした。
だが、担任は、他の複数の男の子にも同じような対応をして
悩んでいる母親がいることを知った。
進級して新しい担任の先生が開口一番、
いろいろなことを頑張っていますよ。
お子さんは何の問題もないですよ。」と言われ、
ホッとしたという。

主婦は、「担任との相性の問題も大きいのでは」と指摘しつつ、
「(このひとときは)まだまだ悩むことの多い私に、
私だけじゃないんだ、と力づけてくれました。」


埼玉県所沢市の女性。
プラモデルにこだわる息子が「色を塗る」という行為から卒業できるよう、
家中の家具を塗らせてみたが、こだわりは消えなかった。
教育関係の知人に相談したところ、
「心配することはない。本をよく読んでいるので、これから伸びます。」
と言われた。息子は大学に進学し、結婚。こだわる性格が似ている孫も
不登校になったが、演劇活動などをして、生き生きしているという。

「人はみな同じように成長するものではない。
その子、その子に伸びる時期があるのだと思います。」

(中略)

定時制高校元教諭で、現在「学校に行かない子と親の会」
世話人代表をされている方のコメント。

(中略)親は、自分の育て方が悪いのかも、と抱え込んでしまいがち。
知人に話しづらいなら、孤立せずに僕らの会のような場所で
気持ちを吐きだしてほしい。子どもは親の暗い顔に反応します。
だから家でずっと向き合うより、親も仕事だって続けたほうが
いいのです。
荒れるというのは、のっぴきならない事情と向き合う
子どもの成長仕方の一部です。
気持ちを楽に持ってください。


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