不登校と青年期の親の会ほっとそっとmama

6月15日(土)私設公民館たまいばにて、学校へ行きづらい子どもさんと保護者の皆様へ座談会のお知らせ、19時~

ETV50こどもサポートネット

2009-11-01 23:40:42 | 不登校
昨日のNHK教育テレビ
「ETV50子どもサポートネット 世界の“子ども支援”~日本はどうする?~」

録画して、帰ってすぐに見ました。

あのこどもたちの中の一人の19歳の女の子が、
小五から不登校になり、現在フリースクールに在籍していて、
「学校が嫌いだった、みんな同じことをしないといけないという
押し付けが嫌だった」と話し、

「不登校のこどもの権利宣言」のこと話していましたね。
その中で、「私たちには、学びたいことを自身に合った方法で学ぶ権利がある。
学びとは、私たちの意思で知ることであり、他者から強制されるものではない。
私たちは、生きていく中で多くのことを学んでいる。」というものです。

ホームシューレに在籍していたということで、
事前にHS掲示板で案内がありました。

他にも、出演されてたこどもさんたちが
堂々と自分の言葉で発言していて、
「こどもだから」とは思えぬ姿をみて、正直驚きました。

私たち親や大人は、
もっとこどもの声を真摯に聴かなければならないと思いました。

そして、もう一つ、
平田オリザ氏が企画したワークショップで
一番人気だったのは、子育てに直接関係のない、
人生を楽しんでもらうというもの、
「もう一度、ジュリエットになろう」企画が
一番お母さんたちに人気だった。
何か勉強になる、ということも大事だけれど、
お母さんやお父さんが人生を楽しんでこそ、
こどもたちにもいい影響がある。
親が元気になること、
人生を楽しむこと。

本当にそうだな~と納得。


世界一子どもが幸せな国・オランダの教育。
オートノミー(自律)が幸福度を上げている要因。

それは、オランダの子どもたちは、
「自分のやりたいことを、自分で選び取っていける。」
そのことが、周囲のおとなたちからも尊重されていること。

だから、学校も楽しいと感じている。

「自律」とは、
少しずつ、自由と責任を与え、任せていくこと。

日本では、10~11歳歳頃まではとても自由だが、
それ以降になると、急に社会的規範を押しつける時期があり、
それと同時に、こどもが不登校になる時期が重なっている。

自分で自分を律する能力、
すなわち、自分で自分のことを決める能力が
必要なのに、決められないおとなになっている現状もある。


他にも出演していた杉並区でこども会議を開催している
女の子は、「行政も、こどもたちの意見をよく聴いてくれていると
感じている」と言っていたのも印象的で、
自治体によって対応や施策も様々なんだと思いました。

また、こどもの声を聴いて参考にしていくということは、
いずれこどもも、おとなになっていく練習期間も必要なんだから、
こども会議等は大変意味があるとも。
そういう取組みをしている自治体があるんだということも
始めて知りました。
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