不登校と青年期の親の会ほっとそっとmama

6月15日(土)私設公民館たまいばにて、学校へ行きづらい子どもさんと保護者の皆様へ座談会のお知らせ、19時~

2/11 ドキュメンタリー映画「うまれる」

2012-02-08 08:45:11 | 上映会のこと
2/11(土)に、松山市男女共同参画推進センターコムズで、
ドキュメンタリー映画「うまれる」上映会&トークが開催されます。
私も、親の会メンバーと映画を観たいと思っています。
ただ、このところ低温注意報が出たり、雪や凍結もあるので、
高速道路が通行止めにならないことを願ってます。

映画「うまれる」は、妊娠・出産、死産、不妊、障がい・・・
命を見つめる4組の夫婦の物語をとおして、
家族の絆、人との繋がり、そして
「生きる」ことを考えるドキュメンタリー映画です。

2回上映があり、上映と上映の間に、
豪田トモ監督のトークがあります。

「僕はただ、両親と仲直りがしたくて、この映画を作ったのかもしれません。」

自分は愛されているんだろうか・・・
自分は本当にこの両親の子どもなんだろうか・・・
物心ついた時から、僕はそう思っていました。
4歳年下の弟が右目が半分開かない状態で産まれてきたことから、
両親は弟の事で精一杯、僕は「親の愛情」というものを知らずに
育った気がしていました。
自分はなぜうまれてきたのか、何のために生きているのか・・・
自分の存在価値がよくわからなくなり、
結婚や子どもを持つことに、全く夢を描けませんでした。
そんなある日、「赤ちゃんは雲の上で親を選んで生まれてくる」という
胎内記憶の話を聞きました。
自分は好きでうまれてきたんじゃないし、
子どもは親を選べないとずっと思っていた僕は、
非科学的でファンタジーな話とは思いつつ
心から感動したのです。
自分が選んだのかも、と考えると、
いまの親子関係は自分にも責任があるのでは、
自分も本当は愛されていたのでは・・・
長らく抱いていた否定的な感情が少しずつ
消えていくのを感じました。
「うまれる」ことを映画にしたい!
命の原点に向き合うことで、
僕自身、両親との関係を築き直せるかもしれない・・・
それから3年あまり、何十組ものご家族、ご夫婦を取材・撮影
させていただきましたが、「うまれる」ことを知れば知るほど
その奥深さと神秘に僕は圧倒されました。
産まれてくること、そして生きることは、
まさに奇跡の連続。頭ではわかっている命の尊さ、感じる機会が
どのくらいあるのでしょう?
全身の細胞全部で、映画のメッセージを受け止めていただけたら
嬉しいです。
(企画・監督・撮影 豪田トモ)
コメント (2)
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