不登校と青年期の親の会ほっとそっとmama

6月15日(土)私設公民館たまいばにて、学校へ行きづらい子どもさんと保護者の皆様へ座談会のお知らせ、19時~

7月 親の会は・・・

2010-07-10 23:11:42 | 親の会 
きょうは、土曜日の親の会だったせいか、
参加人数は少なかったのですが、
少なければ少ないなりに、
濃い話ができたりして・・・


我が家の長男の最近の様子や、
私の家庭のことなど、
普段なら他の人の話を聴くことに
没頭している私ですが、
きょうは、私も思うところがあって、
みなさんに聴いてもらったり、

やっぱり、いいもんだな~と
思った一日でした。

今月の「あのね通信」にも書いたのですが、
「親の会ってどんな活動をするの?」

案外、会員さん以外の方で
親の会が何をしているか
ご存じない方もいらっしゃるかも
しれません。

それに、単に親の会といえども、
それぞれの会で、それぞれに違う持ち味があるとも
思っています。

こういう会だよ、と一言では
わかりにくいとも
言えるかもしれません。

おそらく、そこに関わる人たちの関わり方や
どんな方がその場にいるかで
その会の雰囲気はいろいろだと
思うわけです。

だから、実際に行ってみて参加してみないと
その会の良さは伝わらないんだろうと
思っています。

こうやって、ブログを通じて少しでも
多くの方に伝えたいという気持ちは
あるのですが、そう簡単に
伝わるものでもないですよね。

「NPO法人 登校拒否・不登校を考える全国ネットワーク」発行冊子
「支えあって生きる」には、
全国の親の会について全国調査をし、記載されています。
(以下、抜粋します。)

親の会の「今後の課題は?」
という質問では、

・・・行政が学校復帰のために大変な費用をかけ、
そのための機関やスクールカウンセラー、医療機関などに
関わるように、という流れも強くなっている。
そんな中、親の会の存在、会の参加への広報は周知されにくく
なっており、不登校の子どもたちは減っていないにもかかわらず
親の会へつながる親がかつてよりは減ってきています。

・・・また、親の会は何かマニュアルがあるわけではなく、
経験を通し、それぞれが自分で子どもと向き合いながら
自分のこと、子どものことを理解していくところが多く、
時間をかけ、深く考えあっています。しかし最近は
答えをできるだけ早く知りたい人たちも多くなってきており、
専門家依存の傾向も強く、1回来ただけ、数回で来なくなると
いった短期間で親の会を利用しなくなる人たちも多くなって
きていると思われます。
(以上)

なるほど・・親の会が周知されにくい理由が
いろいろあるんですよね。

親の会にマニュアルがなく、
専門機関でもなく、
じゃあいったい
親の会って
なんなんだろう・・・
何のために存在しているのでしょうか?

親自身の考え方も価値観も
本当に様々です。
きっと、「これがいい」と思う気持ちも
もちろん色々なわけですよ。
誰かが、「行ってよかったよ」と言えば、
安心して行ける、というのもありますよね。
やっぱり信用というか信頼できるところかどうか・・
それってものすごく大事。
きっとなんでもすべて
そういうことなんでしょう。
「つながりあう」というのは
きっとそういうことなんだと
思っているわけです。

だから、自分のことをさらけ出して
しゃべれるんだろうな~と、
信頼しているからこそ
できることですよ。

いい仲間に出会えてよかった。
つくづく我が家の子どもたちに
感謝です。
コメント
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