不登校と青年期の親の会ほっとそっとmama

6月15日(土)私設公民館たまいばにて、学校へ行きづらい子どもさんと保護者の皆様へ座談会のお知らせ、19時~

義務教育って・・・

2009-05-10 16:37:51 | 長男のこと
きょうは、全国的に暑いのでしょうか?
愛媛は、29℃まで上昇中
いきなり夏到来に、汗かいてます。

あのね通信にも、我が家の不登校体験で
書いてみたのですが・・・

義務教育っていったい何だろう??
・・という率直な疑問。

先日、長男が聴いてきた。
「義務教育(小中学校)って、一日も学校に行かなくても
卒業できるもんなの?」と。

まあ、義務教育をとっくに卒業している長男にとっては、
何をいまさら~という感じですが、
どうも引っかかっていたらしい。

当人にとっては、まさしく中学校時代、
学校には行きたくないのに、
適応指導教室なんて行きたいと思ってないのに、
なんで行かないといけなかったわけ?
行かないと卒業できないと思っていた、そうです。


いま思えば、確かに長男は行きたいと
思っていなかったんだ。

行きたいけれど行けない、だから
相談室登校や保健室登校したり、
あるいは適応指導教室へ行く。

でも、長男は、行きたくなかった、ということだろう。

中学校側は、高校へ進学させるべく
出席日数が大事ととらえ、進学できるように
あらゆる可能性を付加して、本人の進学の希望があれば
その意思を尊重し、学校側も様々な面で配慮してくれるのはわかる。

もちろん、親だって、我が子は高校くらい進学するものだと
思いこんでいた時期も正直あった。

もっと早い時期に、
長男が高校へは進学しないということを理解していれば、
もしかすると、無理に行かせたりする必要はなかったのかも
しれない、とも思ったりする。

まあそう思えるのも、今にして思えば、と
言えるのだけれど、きっと当時はそんなこと
考える余裕さえなかっただろうな。

だからこそ、本人が本当はどうしたいのか、
お互いにじっくりと話をする必要があるんだろう。


私自身振り返っても、親の気持ちだけで動いていた気がする。
もっと、本人の気持ちを穏やかに聴いてあげられてたら、
無駄な努力をしないで済んでいたのかもしれないな、
なんて思うこのごろです。




コメント
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