風のうわさ

気ままな私の独り言

どこかで春が

2015年03月14日 | エッセイ

日に日に光が明るくなり

どこかで春がうまれている。

我が家の庭にも

クロッカスがさいたり、 

ひよどりが梅の花をつついたり

見ていて思わず微笑んでしまう。

 

 

2015年3月11日 あれから4年

私の住む地域でも大きく揺れて立っていられないくらいだった。

仕事先で外に出てみると近所の家の瓦が飛び

空には自衛隊のヘリコプターが何台も北へ向かう。

事の重大さを知ったのは 休憩室のテレビで津波を見てから。

津波が畑を攻めつくすようにみえた。

そして停電、 その日の夜は何もわからないままに

家じゅうのろうそくをかき集めた。

 

そしてその後 福島白河のクラブとテニスの交歓試合をした際

福島が放射能汚染の為 いわれなきいじめを

受けているときいた。

 

 

そして今日 2015年3月14日

テレビのニュースは北陸新幹線の開通で

にぎわっている。

 

 

哀しい事があったり、 苦しい事があったりするが

それでも春はやってきて

人々は笑う。

 

泣いたり、 笑ったりしながらも

1日1日をいかに素敵な日にするか

あれこれ頭をひねる。

さぁ、 これが腕の見せ所だ。

 

福島がんばれー!

東北がんばれー!

 

 

 


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