小品日録

ふと目にした光景(写真)や短篇などの「小品」を気の向くままに。

二葉亭四迷 「私は懐疑派だ」

2005-11-20 23:08:35 | 随筆・エッセイ
日本の近代小説の元祖といわれながら、文学者であることを嫌った二葉亭四迷の気質がよく出ている。
「書いていてまことにくだらない」、「筆を持っちゃどうしても真剣になれん」という。
真面目に考えるからこそ、そういう言葉が出てくるのであろう。
先駆者の大気焔にあたってみるのも面白いです。
講談社文芸文庫「平凡・私は懐疑派だ」で。(8ページ)


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