小品日録

ふと目にした光景(写真)や短篇などの「小品」を気の向くままに。

安部公房 「R62号の発明」

2005-11-02 21:39:14 | 小説
安部公房も古びてしまったとの感があるが、もっと読まれてもよいと思う。
本作は、リストラされて(注:1953年発表)自殺しようとしていた技師が、買い取られてロボット「R62号」に改造されるところから始まる。
そして、天才技師ロボットとして偶然にも元の会社に派遣され、人間を最も合理的に労働させる機械を開発する。その機械とは・・・
一度読んだら忘れられません。
(新潮文庫:45ページ)
R62号の発明・鉛の卵

新潮社

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