小品日録

ふと目にした光景(写真)や短篇などの「小品」を気の向くままに。

藤枝静男 「雛祭り」

2005-11-13 19:04:31 | 小説
妻を亡くして間もない「私」が、雛人形にまつわる身近な人たちのエピソードを思い浮かべる。
つつましく生き、やがて消えていく人間を思う心がしみじみと伝わってきます。
「感傷」と「ふわふわだけがある」、と語ります。
講談社文芸文庫「悲しいだけ・欣求浄土」に収録されています。(13ページ)
(「私小説名作選」にも入っていました。)
悲しいだけ;欣求浄土

講談社

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