週五日記

ボチボチがんばります

教養主義の没落

2010-02-16 08:47:29 | Weblog
「教養」とは何だろうなあ?

大学の形式で言えば、「学問体系=教養+専門」

この本によれば、「教養主義」(教養を身に付けなきゃという強制力?)

は、刻苦勉励的に農業に従事しているヒトが

頑張る側面と、「西洋文化主義」がその特徴ではないか?ということか?


じゃあ、今現在「教養」の意味が自然に問われますワナ。

「他人に対して倫理的に生きていくため=道徳」だわな。



それ以外の意味づけとは何か?


「幅広い視野を身に付ける」ためという理由が主たる理由だろうな。

でも、高度資本主義では、専門技術的側面が過度に重視される

仕事が多々あり、「幅広い視野の要らない職業」も当然ながら

増えている。


したがって、「職業」における「教養」科目の必要性が、あいまいになり、

「必要ないのではないか?」という「社会的合意」が高まるのも当然のこと。


さらに、講義を受けている本人が、「教養」を身に付けたいという「動機」が

ない。(過去の自分も含めて、いまになって、やっと意味が少しだけ分かりましたが)



上記の背景をぶっちゃけると、どんな反応がかえってくるのか?

ナットクするのか?









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