週五日記

ボチボチがんばります

IFRSはこうなる

2012-08-17 04:24:57 | Weblog

副題「連単分離」と「任意適用」へ。

わたしの極私的理解。

「IFRSは、即時清算価値会計である。」

あるいは、「IFRSは、M&Aのための会計である」

 

しかし、世界が金余りといわれていたり、年金運用のために

ホームレスマネーが世界中をうろうろしたり、

世界は、すんごいことになっている、今日。

 

株式の時価総額と、会社の純資産価値を比較して

前者のほうが安ければ購入し、会社の資産をバラバラにして

売却して儲けを得ようという考え方は、「安く買って、高く売る」

という非常にシンプルな発想である。

確かに、上記の考え方は、製造業をはじめとする勤労に基づく「事業」(といっても、

ラインの機械が作っているのが大半かも)をないがしろにする考え方である。

 

あと、日本のゴルフ場を買い叩いて効率的に運用するというのは、

日本中のバラバラのゴルフ場という資産を安く買い叩いて、

その運営を効率的且つ一律にして、マネジメントを効率的にやれば

利益が出るという考え方で、「会社の資産をバラバラ」にして売却する話と逆である。

しかし、日本のゴルフ場のプレフィーは下がったし、さらに下がる要素しかないが、

採算がとれるのだろうか?それとも、バラバラにして売るのだろうか?

 

リース取引300万円未満のことや、

資産除去債務の基準のことを理解できたことと、

神谷秀樹さんの「強欲資本主義」の本の存在を知ったり、

かなりお買い得な本であった。

 

しかし、IFRSを通して見る経済という視点は、

おもしろいかもな。

 

 

 

 

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