第10章「徳のジレンマ」。
章のタイトルからして、ディープ。
文化人類学って、、、、、「思考」と「文化」と「身体」が織りなすものと、勝手に
理解してしまう。ディーーーーーーーーーーーーーーーープ。
以下、引用。
彼らは、「まあ、あの蛙を見てごらん、口を開けると腹の中がまる見えだ」とか、
「ざくろみたいに、口を開くと心の中にあるものがすっかり見える」と言って嘲る。
「感情を口外する」ことは恥である。それは自己を「さらけ出す」ことになるからである。
アメリカでは非常に重要視されているこれらの‘sincerity'という語にともなう連想は、
日本の「まこと」という語の意味の中には存在しない。(P263)
個人的に、ブログが自己愛まみれであることを、痛いほど改めて認識していたが、
またまた認識したのと、
自分は日本人らしくないし、龍さんとか春樹さんの小説を大学時代に読んでいたなあ、と
思い出した。
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