1年生国語の研究授業をしました。

2017年11月15日 | 学校生活


2校時,1年生の国語の研究授業が行われました。
モルモットを観察して,その特徴を文章に書いて伝えるというものでした。
モルモットの名前は「フワリ」ちゃん。
この授業のために帝京科学大学から先週お借りしたものです。
机の上には「フワリ」ちゃんの絵の周りにたくさんの付箋紙が貼られたワークシート。
付箋紙には次の5つの視点で観察したメモが書かれていました。
目(色・形・大きさ・動き等)
鼻(におい)
手(触り心地・あたたかさ)
耳(音・鳴き声等の聞いたこと)
心(思ったこと・感じたこと)
このメモをもとに,「○○は,○○です。」に当てはめてわかりやすい文を作ります。
まずは,子どもの一人が例として発表します。
「体は,茶色です。」
例文に当てはめていますが,あやの先生は「これでいいですか?」と問いかけます。
「体の色は,茶色です。」
ずいぶんとわかりやすくなっていますが,あやの先生はまだまだ納得しません。
再び,「これでいいですか?」と問いかけます。
「体の毛の色は,茶色です。」
とても,わかりやすくなりました。
みんなも,「わかりやすく」の意味を納得したようです。


それぞれがメモをもとに,短冊に文を書いていきます。
主語と述語が整って,しかもわかりやすい文を一生懸命書きました。
書いた後は,お互いに発表しあい,もっと良い表現を考えます。
書かれたことが正しいか,「フワリ」ちゃんで確認します。
さて,1年生は「フワリ」ちゃんをどんなふうに紹介したのでしょう。
ご家庭でぜひとも聞き取って下さい。
学習内容の理解と定着につながります。

※おまけ
入学したては「あいうえお」を一生懸命練習していた一年生。
今では,短いながらも文が書けます。
もちろん,教科書もすらすらと読むこともできます。
その成長・発達に改めて驚かされました。