さむらい小平次のしっくりこない話

世の中いつも、頭のいい人たちが正反対の事を言い合っている。
どっちが正しいか。自らの感性で感じてみよう!

戦争は無くならない

2022-03-23 | 社会・経済



こんにちは

小野派一刀流免許皆伝小平次です

あんまりウクライナでの戦争については記事を書きたくないのですが…


今、私たちが見聞きしている報道などが事実であれば、この度のロシアの軍事侵攻は暴挙というほかなく、一刻も早く平和を取り戻して欲しいと願わずにはいられません

何度もブログで申し上げましたが、戦争は良くない、こんなことは子供でも知っている事です

子供でも分かる事なのに、人類の大半はこの地球に生まれてこのかた、戦争を止め、武器を置いたことなどないのです

それを心に刻まなければなりません

繰り返しますが、いかにロシアにロシアなりの大義があったとしても、民間人を虐殺するような攻撃が事実であれば、これはもはや絶対悪です

しかしながら私たちは思い出さなければなりません

イラク戦争

アメリカは、フセインイラクが大量破壊兵器を隠し持っていると言い張り、国連決議も無視して空爆、軍事侵攻を強行したのです

大量破壊兵器は結局無かったわけで、まさにアルアル詐欺です

大量破壊兵器が無かったら無かったで、イラクの民主化、というこじつけを口実に戦争を継続、多くの犠牲者を出しました

イラク戦争の犠牲者は推定50万人

その後アメリカは軍を引き上げ、今もイラクの国内には多くの難民が苦難を強いられたままのようです

この軍事侵攻の際、我が国は時の首相がアメリカをまるで正義の味方だと言わんばかりに支持し、金も出し、自衛隊も派遣したのです

これは、小平次には、石油の利権を主導したいアメリカの侵略に日本が加担したように見えます

フセインは、アメリカやイギリスにいいように利用され、用済みとなって排除された風に見えます


で、今のロシアの軍事侵攻、これが絶対悪であれば、アメリカの軍事侵攻も同じだったはずですが、一方の悪には加担し、一方の悪には制裁を加える

日本が、その国益を考えそうしているのであれば、正義などどこにもない、という事だと思います

アメリカのやることには子分として従い、ロシアには、親分の威を借り威勢のいいこと言って制裁を加える


そんなものいつ逆転するかなんてわからないのに…

軍事力は持ちながらも、それを使用することのできない日本が、例え悪だと言っても、核保有国であるロシアを完全に敵国とみなし、今日もゼレンスキーさんに国会で演説をさせる

宮根誠司 プーチン大統領に怒「小さい子が逃げ回る姿見て何も思わないのか!」

我々がそれを見れば心が痛みますし、怒りも覚えます

しかし、それで心が揺らぐ人がこんな軍事侵攻をするはずがないでしょう

何を能天気なことを言っているのかと思います

ロシアと戦争する覚悟が政治家や日本国民にあるんでしょうか

アメリカもロシアもイギリスも、それがどれだけ不当なものであっても、それぞれがそれぞれの大義で戦争を引き起こしているんです

これまでの歴史はずっとその繰り返しです

我々が考えなければならないのは、なんでしょう

いつまでもアメリカの属国であれば、やがてアメリカと敵対する国から攻撃を受けるかもしれません


非情に残念なことですが、人類はこれまで戦争を止め武器を置いたことなどありません

現行憲法のまま、自衛隊に足枷をつけさせ、国防をアメリカに依存している状態、いつ、日本が侵略を受けるか、領土を奪われるか、そういうことがあからさまになっているのです


さて、そして何よりもの悪党は、戦争がおこることでほくそ笑んでいる、この世界のごく一部の巨大な商人たちと、それに取り入り、富を得ている連中です

これは陰謀でもなんでもなく、ただの事実です

こういう人たちがいる限りは戦争は無くなることはありません


それにしても、イラクの時も今回のウクライナにおいても、一貫して戦争反対を言っているのは共産党くらいなもんです

一貫している姿勢はブレずに流石ですが、この人たちは憲法9条を日本が守っていれば、他国から侵略もされない、と考えているのか、侵略されても非暴力不服従を貫く覚悟でいるのか、今度また聞いてみたいと思います

侵略をされない、と思っているのであれば能天気だと思いますし、たとえ自らが、家族が、殺されようが拉致されようが非暴力不服従を貫く覚悟が無いのであれば、残念なことですが、侵略をさせないだけの軍事力を持つほかありません





御免!



コメント (6)
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