tontonjyoのブログ

yahooから引っ越して来ました。思ったことを適当に書いています

中国漁船問題だ。巡視船の損傷の回復

2010-09-27 14:12:16 | 日記


中国漁船の事件。ぶつけられた巡視船の損傷の回復費用を中国に請求するってね。現時点で行うか、熱が冷めてから行うのかは明言しなかったようですが、やりたいそうです。

対中外交の見通しの甘さ。それは以前から指摘されてことで現政権ばかりに言えることではないのかもしれないけれども、対処する能力がないのなら最初から拿捕・逮捕しなければ良かったんです。つまり自らの能力すら把握していないんでしょう。

これほどまでに拗れた後に、そもそも能力がないのなら今更請求しても大きな効果は望めないんじゃないですか。まぁ、しないよりはましでしょうけれども。それでもと言う話です。

タラレバを言わせてもらうなら巡視船がぶつけられたとして、拿捕せず追い返し、その後に巡視船の損傷の回復費用を中国に請求した方が良かったように思います。

まずは身の丈を知ることでしょうね。代表戦時の政治的空白を突かれた形になって、上手く対処もできなかったなんてこともあるでしょうけど、だからこそより石橋を叩いた選択をするべきだった。

「中国漁船の行動は中国政府が主導で行ったもので代表戦の政治的空白を利用された。」とかなんとか陰謀論云々も出てきてますが、これを経験にして今後に繋げるしかない。

戦略的互恵関係を念仏のように唱える閣僚ですが、結局それは不利益を容認するものではないと言うことでしょう。互いの主張が互いの利益を損ねる場合、戦略的互恵関係なんて言うものは脆くも崩れ去る。

だから、外交なんて、駄目だった場合の第二案、第三案を用意しておくべきなんです。中国から見たら間違い無く戦略的互恵関係なのでしょうけど、日本から見た場合怪しくなるよね。戦略無き互恵関係の願望になっているようにも見えるよ。

つまり、中国に寄り添おうとするから駄目なんだろうなぁ。効率良く利用することだけを考えないといけないんだろう。それには武器が必要なのさ。武器がないならできるだけ距離を置くべき。

アメリカは守ってくれるとしても武器にはならない。武器は自分で持つしかないのさ。外交なんて強いカードがなければ勝てない。ビデオの公開も次期逸したしね。日本にはもう弱いカードしか残っていない。そして総理を初め閣僚の顔はどう見ても焦りが見える。ポーカーフェイスとは程遠い。これじゃ勝てないだろうなぁ。


国際社会って〔民主♪法治♪ワッショイ♪民主♪ワッショイ♪法治♪〕なんて能天気な連中が幅を効かせている訳じゃないんでしょう。甘いよねぇ。日本は・・・。





参考にさせていただきました

【朝日】
http://www.asahi.com/politics/update/0927/TKY201009270095.html