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分離の世界での一体感

2016-12-19 13:12:27 | 意識とからだ

自作のケーキを犬さんに自慢する長女。

あぁそうか、そういうことだったのね、と
私が新しい何かにハっと気づく。

「こうしちゃいられない。早くみんなに知らせなくちゃ」 と
気持ちをはやらせる自分。
が、よくよく世界を見渡せば、当の世界は
やっと気づいたね、実ははじめからそうだったんだよといわんばかりに、
自分の気づきの通りに展開している。

「なんだ、気づいていなかったのは自分だけだったんだ」
そんな気づきのなか、
落ち着いてそれまでのことを振り返ってみれば、
小っ恥ずかしい事実が次から次へと明らかになる。

「え、じゃぁ、あの時あの人は、あえて知らない振りをして
自分に付き合ってくれていたんだ」 
「なのに、あの人にあんな偉そうなこと言っちゃった」
「まことに恐れ入りました・・・」

何度こんな気恥ずかしい思いをしたことでしょう。
思えば、人生最初のそれはサンタクロースでした。
そして一番直近のそれは、前回の記事 『下山した世界で』
熱くなりすぎて、情熱のベクトルを外側に向けてしまいました。

自分一人ではうまく放熱しきれない時に限って、
あなたという第三者を登場させ、あなたに言い聞かせる。
もっともらしく、さも自分だけが分かっているかのように。
暑苦しい思いをさせてしまいました。ごめんなさい。

本当はどんな情熱も、
自分自身の混乱を整理していくために燃やされている。
そうとは知りつつ、
あなたがこうして付き合ってくださるおかげで
自分一人では整理しきれない物事に片を付けられています。
いつもこのブログをお読みいただきありがとうございます。


パイ投げか、パイ投げが始まるのか。

ところで、はじめに書いた気づきの順序は、
時間と空間のあるこの世界において、自分が捉えた展開です。

これを、時間と空間のないワンネスの次元を含めると、
気づきの全体像は次のようになります。

その前に、この記事において 「ワンネス」 とは、
時間も空間も無く、すべてが瞬間的で、
そこでは経験や知などのすべてのことが、
全ての意識的存在に共有される次元のこととします。

たとえば、このワンネスを 3次元的な世界で表現すると、
誰か一人が気づけば、わざわざそれを知らせようとしなくても
瞬時にその気づきが全員に知れ渡っている、
あるいは、誰か一人が何かを経験出来るようになれば、
全員がそれを経験することが可能になる、という具合です。
この記事においてのワンネスは、その様な意味合いでご理解ください。



「あぁそうか、そういうことだったのね」 と
ワンネス次元の私がハっと気づいた瞬間、
世界はさも昔からそうであったように瞬時に組み換えられ、
私の気づき通りに展開し始める。

一方、時間と空間のある世界のことしか把握出来ない自分は、
「自分が一番最初に気づいた」 と思ってしまうが、
実際は、ワンネス次元の私の気づきを、時間差で認識しただけのこと。

つまり自分が 「気づいた!」 と思った時には
すでに世界はその様に組み換えられているので、
「なんだ、気づいていなかったのは自分だけだったんだ」 と
やや呆気にとられながら分離意識をもって捉えてしまう。

というわけです。

私が真っ先に気づき、自分が一番最後に気づいた人になる、
それが真の気づきの展開です。

こんなにクネクネとややこしいことを書き綴って
一体何が言いたいのかと言うと、
そういうことなら、
自分の 「恐れ入りました・・・」 の気恥ずかしい思いも
真の気づきの一側面なんだということ。

自分がそのことに気づいた時、
世界が大きく開いて自分を抱擁してくれる。
分離の世界といわれるこの世界でも、
こうして世界と一体になれるということ。

あ、またあなたを暑苦しい思いにさせてしまいそうなのでこのへんで。

この記事において、「わたし」 「私」 「自分」、
これら三つのポジションを混ぜこぜにしてしまうと
大変な勘違いが起きてしまいます。
厳密に定義することは出来ませんが、少しでも明確になれば。
(この記事においての定義です)

「わたし」 とは、無限の中心の一点 (的)。

「私」 とは、わたしの位置から、ワンネスの次元の方に向いている意識。

「自分」 とは、わたしの位置から、時間と空間のある世界の方に向いている意識。


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