日本共産党千代田地区副委員長 冨田なおき

衆院東京1区で3度出馬。17年総選挙は政策協定結び比例で立候補。22年参院選に比例代表から立候補を決意しました。

東京1区市民連合と基本政策協定に調印!

2017-10-09 17:45:51 | 野党共闘

昨日8日、東京1区市民連合(このほど名称から「準備会」がとれています)の総選挙必勝を目指す懇談会(基本政策調印式)が開かれました。

大西広・慶応義塾大教授が司会をつとめました。
36人に増えた役員・呼びかけ人を代表して、共同代表の小原隆治(こはら・たかはる)早稲田大学政治経済学術員教授から経過説明。
各党への基本政策案を持っての申し入れのさい、
冨田から、候補者一本化のため、1区での立候補を取り下げる旨表明があったことも話されました。


あいさつする立憲民主党・海江田万里さん。


同じく社民党・河野達男さん。


日本共産党の私は、この間、特に安保法制反対の千代田・新宿・港区での共同行動、
多くの方々・団体が、自由党を含む野党4党の背中を押し続け、
市民連合(準備会)となりその後も共同宣伝、学習会などを積み重ねたことに敬意と感謝を述べました。

そして、希望の党が、民進党の立候補予定者に対し、
共闘の原点であり、市民と野党の一致点の要である、安保法制を容認させ、憲法「改正」を認めることを踏み絵にし、
少なくない予定候補者がそれに屈服し、市民や野党との約束を踏みにじったなか立憲民主党ができたこと、

そして、海江田さんが、勇気をもって、希望の党には合流せず、市民と野党の共闘の側に立ち、立憲民主党に合流する。「安保法制廃止、安倍改憲を許さない」と表明したことは大きな決断だと受け止めたこと。

海江田さんから私に対しての勇退の要請があったことを述べ、
気持ち良い共闘の道が開けたもと、私の1区での4回目の立候補の予定を取りやめ、海江田さんの勝利のために全力を尽くすと表明しました。

JAL争議団、民進党新宿区議の三雲崇正さん、共産党・大山とも子都議、エキタスや、「希望のための公共」で活動する学生、青年、中小企業の経営者、戦争させない千代田の会などの皆さんから、期待と決意の発言があり、
参加した地方議員も全員一言発言しました。





調印した、2017種議員選挙における東京1区基本政策は、以下の12項目です。

1、特定秘密保護法、安保法制、共謀罪法を廃止し、立憲主義を回復する。

2、「アベノミクス」による国民生活破壊、格差と貧困を是正する。

3、沖縄の基地問題など、国民の声に耳を傾けない強権政治を許さない。

4、安倍政権が進める改憲は、憲法の基本理念・原則を損なうものであるから、これを許さない。

5、森友・加計学園疑惑を徹底して追及する。

6、高度プロフェッショナル制度の導入などの労働法制の改悪に反対し、長時間労働の規制強化、最低賃金の大幅引き上げを行う。

7、国連で採択された核兵器禁止条約を支持し、日本の参加をめざす。

8、福島第一原発事故の検証及び地元自治体の合意がないままの原発再稼働は認めず、再生可能エネルギー政策を確立し、原発ゼロをめざす。

9、LGBTに対する差別解消施策や、ヘイトスピーチ根絶のための対策を通じて多様な社会を確立する。

10、女性に対する雇用差別や賃金格差を撤廃し、女性議員増や選択的夫婦別姓など男女平等の社会を確立する。

11、すべての子ども、若者が健やかに育ち、学び、働くことを可能にするため、
奨学金の給付制度拡充をはじめ、保育、教育、雇用に関する政策を飛躍的に拡充する。

12、2019年10月に予定されている消費税増税をいったん停止し、社会保障制度・税財政全体の改革の中で議論する。

調印後、市民と野党の統一候補となった海江田さんから、あらためて決意表明がありました。

取り下げた冨田への感謝を述べられ、
1区で憲法を守る候補が海江田さんだけだという、責任の重さを強調されました。

そして、安倍政権の憲法違反の政治と改憲を許さず、かならず勝ち抜く気迫あふれるあいさつでした。

参加した方とだいぶあいさつをかわしましたが、目に涙がたまっている方もおられました。
お互いへの敬意に満ちた、すばらしい調印式でした。


記念写真ののち、







終了後は、新宿西口で一緒に宣伝しました!

通行人の中には、足を止めたり、参加者と話し込む人の姿も多くみられました。

力強い、キックオフの場となりました。

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