仕事柄、人の転職の相談に乗ることがたくさんあります。もちろん転職を考える理由は人それぞれですし、多くは「キャリアアップ」と称して今よりも自分が満足する仕事を見つけたい、という理由が多くを占めます。（個人的にはこの「キャリアアップ」という言葉はあまり好きではないのです。なぜなら、何を持ってキャリアがアップするのか？とても主観的で誰にも決められないから）
そして、実は、仕事内容と同じぐらい、もしくはそれ以上に仕事をする上で大切なのは上司や同僚、職場の環境だったりするものです。振り返ると私自身が大学を卒業して今の会社に入ったのも「仕事内容＋一緒に働く人たち」が魅力的だったかどうか、でした。それは会社に入った後も全く変わっていません。常に、自分が成長できる、尊敬できる人たちと一緒に働きたいと自ら職場を変えたり変わったりしてきました。特にその中でも直属の上司となる人との相性はとても大切だと、最近改めて思うことがあります。（今の私の上司はとても自分の成長につながるので、とてもHappyですが）
人によってそれぞれ違うと思いますが、私にとっての良い上司の基準は
*管理型ではなく理解型
*傾聴と共感
*自分よりも高い視点
*常に自己成長・自己変革を続ける
*時には私の成長のために厳しくアドバイス
などが挙げられます。
よくよく考えると本質は、「人間として尊敬できる人かどうか」だったりするのかもしれません。私自身も、これから誰かを育てていくときにはいつも意識していたいと思います。
