BE~Beautiful Energy~

自分が自分である(BE)ために。BE~Beautiful Energy~を貴方に。

日本人が目指すべき真のチームワークとは

2012-01-29 | リーダーシップ・マネジメント
世界から見た日本人の強みは、「チームワーク」である、と良く言われる。

でも、それは誤解を生みやすい。

「チームワーク≠皆が同じであること」ではない。

今はだいぶ変わってきている(と、信じたい)が、私が小さな頃は、幼稚園や学校で、よく
「みんなと一緒に。違うことをしない」と注意された。

チーム全員が同じゴールに向かうのは正しい姿だけれど、

チーム全員が同じ個性で、チーム全員が同じやり方で進むのは、

真のチームワークとは、言えない。

スポーツでは、サッカーでも野球でも、皆、違う役割があって、それぞれの役割に最適な人が配置され、その役割に対して最大の成果を出す。

これは、仕事でも同じ。

皆がそれぞれ違う個性、違う役割を持って、同じゴールに向かうからこそ、初めてチーム”ワーク”となり、差別化を生み出す競争優位性を持つチームとなる。

対立を恐れず、建設的な意見を言い、前に進むこと。

今、それができるリーダーがいる健全な組織で、私もHR Business Partner という役割を担っていられることは、とても幸せだと感じる。

自律した社員 x 強い組織

2012-01-28 | リーダーシップ・マネジメント
私が、2012年に、HR Business Partner の仕事として取り組みたいこと。

それは、『どうやって、自律した社員で構成される強い組織を作るか』。

もちろん、戦略と組織が整合していないと、どんな強い組織を作っても十分に力が発揮されない。

しかし、その前提として、強い組織を作るためには、

社員一人ひとりが自律(立)し、

自分の能力が何であるか理解し、

その能力を発揮できる環境を作る、

ことがとても大切である、と感じている。


人の成長ステージによって、組織の作り方も違う。

さらに面白いことに、人の成長ステージは十人十色どころか、百人百色であり、自身のライフステージによっても日々、影響を受ける。

その一人一人の成長ステージの「色」が、組織として綺麗な虹色になった時、強い組織ができる第一歩になる。

能力=脳力?

2012-01-22 | モチベーション
今週のNewsweekの特集は、『能力とIQの正しい鍛え方』

今までIQ(知能指数)は幼少期以降ほとんど変わらない、と考えられてきたが、最近の論文では大人になってからでもIQを上げることができる、と発表されたらしい。

色々な学術的な理論が書いてあったが、私の理解では、要は
「楽せず、脳に刺激を与え続ける=困難に立ち向かい続ける」と脳は活性化するらしい。

効果のほどは分からないけれど、Newsweek誌に記載してあった
『今すぐできる31の脳トレ術』

1. 言葉のゲームで認知症予防
2. スパイスで脳に刺激を
3. スポーツをする
4. 世界を知り視野を広げる
5. スマートフォンから隔絶された時間を作る
6. 昼寝をする
7. TED (Technolocy Entertainment Design)で発表される最先端化学のスピーチを聴く
8. 文学に触れる
9. 全米記憶術力チャンピオンの本「ごく平凡な記憶力の私が1年で全米記憶力チャンピオンになれた理由」を読む
10.外国語を学ぶ
11.チョコレートを食べる
12.編み物をする
13.時々、眉間にしわをよせてしかめっ面で物事を見てみる
14.時々、ゲームをする
15.世界の天才の情報をTwitterでフォローする
16.ヨーグルトを食べる
17.記憶を助けるメモアプリを活用する
18.シェークスピア劇を読む
19.思考法を改善する
20.水分をたっぷり取る
21.i Tune Uで勉強する
22.芸術鑑賞する
23.楽器を弾く
24.手書きをする
25.25分を1サイクルで集中し適度な休憩を取る
26.ぼんやりする時間を作る
27.コーヒーを1日4杯以上飲む
28.お楽しみは後に取っておく
29.自分の好きな分野を極める
30.自分の意見を文字にする
31.週末は自然に触れて脳を回復させる





中国の旧正月で餃子を食べる理由は?

2012-01-21 | 家族・友人・仲間
旧正月まであと1日。日本では1年で最も寒い大寒。

冷たい小雨が降る中、チャイナサロン新年会「餃子パーティ」が無事終了。

中国人にとって、大晦日に食べる餃子は、日本人にとっての「年越し蕎麦」と同じようなもの。

中国の北方の地方では、年越しに餃子を食べる習慣がある。
その昔、十干十二支で時を計っていた時代には、除夜の夜、亥の刻から子の刻に変わるときに新しい年と入れ替わるとされていました。子の時に入れ替わることを中国語で「交子(jiaozi)」といい、これは「餃子」と同じ発音。
年越しに餃子をたべると万事が思い通り順調にいくという意味を持つそう。
また餃子の形が昔の馬蹄銀(非常に高価な貨幣でした)に似ていることから、財宝を招くという意味が込められてもいる。

毎年恒例の新年会、いつも新しい人達が参加してくれて、皆で美味しい食事を食べて笑顔になって、私にとって心温まる場所。

焼餃子には、韮、炒り卵、春雨、を
水餃子には、挽き肉、セロリ、を
蒸餃子には、挽き肉、しいたけ、ねぎ、を入れて。



私は、実は餃子が大好き。
食べるのも、作るのも。
具の組み合わせを考えるのも楽しいし、皮を包むのは料理というよりもまるで芸術。
実家に帰ると、よく、姪と一緒に餃子を作っているぐらい。


今日も、餃子を作ったことがない人もたくさんいたのですが、みんな、思い思いの包み方で包んで楽しんでくれていました。


チャイナサロンは、もともとのコンセプトは「中国語学習やビジネス交流を目的とした日本人と中国人によるコミュニティ」として始まったのだけれど、今は色々な国籍の人達がきてくれている。

2012年は、
「日本人に中国の文化に触れてもらう」だけではなく、
「日本に住んでいる中国人の人に日本の良い文化を伝える」場所にもなれるように
仲間と一緒に色々企画してみよう。





中国は賄賂の国?

2012-01-11 | リーダーシップ・マネジメント
年末からずっとブログを更新できていなかった。

それは、年末からずっと風邪とお友達だった、から。

胃腸炎が終わったら喉。

せっかくインフルエンザの予防接種した甲斐もむなしく、久しぶりに熱以外の風邪ウイルスと仲良しになってしまった。

だいぶ落ち着いてきたので、今日は、いつもより早起きして、朝、7:30から異業種勉強会に参加。

テーマは、「弁護士から見た中国ビジネスの落とし穴 ~商業贈賄編~」

中国法務ビジネスに詳しいアクトチャイナ株式会社 代表取締役 伊藤ひなたさん から「中国ビジネスにおける商業賄賂の落とし穴」についてお話を聞いた。

『最近では中国でも、贈収賄罪は非常に厳しく処罰されている』

というのは、何となく予想範囲内だったが、一番驚いたのが、

『公務員に対する贈賄の最高刑は無期懲役、公務員による収賄の最高刑は死刑』

ということ。

それだけ厳しく処罰する、ということは、それだけ公務員は力を持っている、ということでもある。

伊藤さんの話では、

「中国だけ特別なやり方というのはなく、先進国同様、財務諸表に記載できない不透明な支払いをなくす、明らかに相手が異常な経済的恩恵を受けるような行為は止める、などの対応が必要」

とのことだった。

コンプライアンスの問題は、頭でわかっていても、「つい」目先の利益を優先してしまうとすぐに違反してしまう。

アジアのような急激な成長マーケットで、どうやって自律した大人の組織作りをするのか、改めてその難しさを感じた。

中国ビジネスと法律、これからもまだまだニーズは拡大しそうで面白い分野。