私は弟や妹と比べると祖母と過ごした時間が多い恵まれた子供でした。普段は無口で子供(母)たちには厳しかった祖母も、私たち孫にはいつもやさしいおばあちゃんでした。弟が生まれるため母が入院していたときには、おばあちゃんが遠方からはるばる一人で家にやってきて私をスイミングプールに連れて行ってくれました。
25年経つのに当時の色まで鮮明に覚えている記憶です。
肉体の機能には限界があり、寿命がきたらこの世での今の体での人生は終わります。しかし魂は逝き続けていると、私は信じています。祖母も今頃は肉体の苦しみから解放されて自由に天国の祖父と会話を楽しんでいることでしょう。
おばあちゃん、ありがとう。